20121112

基地づくり! 海づくり? 天皇の沖縄訪問反対! 緊急行動 銀座デモ!


 

日時:2012年11月17日(土)15:00集合
集合場所:水谷橋公園(地下鉄銀座線・都営浅草線京橋徒歩1分)


 
基地づくり! 海づくり? 天皇の沖縄訪問反対! 緊急行動

今年11月17-18日、「復帰40周年記念事業」の一環として、沖縄の糸満で天皇出席の儀式である「全国豊かな海づくり大会」が準備されています。「大会開催の意義」には、「生産の基盤となるサンゴ礁も地球温暖化の影響による白化現象など」の厳しい状況にあり、「海づくり大会」の開催は「県民一人ひとりの(中略)意識の高揚と併せて、本県の水産業振興と発展を図るうえで、大変意義深い」とあります。ここでは、沖縄の海にかかる問題として、「復帰」を前後して大規模に進められた「本土資本」による開発の結果としての環境破壊、現在的には辺野古の海上基地建設問題についてなど一切触れられていません。

 また、沖縄の人々の怒りをかきたて、粘り強い抵抗を持続させているのは、オスプレイの強制配備、辺野古と高江の新基地建設問題、普天間基地の不撤去問題、全国の74%を占めるという基地集中化の問題、あるいは米兵による途絶えることのない女性への暴力や、領土問題」を口実にした自衛隊配備の強化という現実であり、その構造を作りだした日米安保~日米地位協定の問題と、その発端を作った昭和天皇であることは間違いありません。そして、その根底には、近代以降継続する、日本による沖縄支配という現実があります。

 日本政府は基地問題に対してアメリカと交渉するどころか、アメリカと一緒になって安保と基地を沖縄に押しつけています。その沖縄で開催される「海づくり大会」という天皇の政治パフォーマンスとは、琉球処分と沖縄戦、米軍政支配、「本土復帰」と踏みにじり続けてきた沖縄を、あらためて日本に「統合」していく儀式でしかありません。

 これらすべてに対して、私たちはこの首都圏からできる限りの大きな抗議の声を大きく上げていきたいと考え、緊急行動を呼びかけます。「海はつくれない!」「天皇は基地づくり海つぶしの現実を隠蔽する儀礼をやめろ!」「沖縄を日米安保の道具にするな!」等々の声をあげていきましょう。

 
主催:基地づくり! 海づくり? 天皇の沖縄訪問反対! 緊急行動

●呼びかけ:アジア連帯講座、井上澄夫(沖縄・一坪反戦地主会・関東ブロック)、上原成信(沖縄・一坪反戦地主会・関東ブロック)、立川自衛隊監視テント村、日韓民衆連帯全国ネットワーク、命どぅ宝ネットワーク、反安保実行委員会、反天皇制運動連絡会、「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会、古荘斗糸子(うちなんちゅの怒りとともに!三多摩市民の会)、靖国・天皇制問題情報センター、吉田正司(沖縄・一坪反戦地主会・関東ブロック)、琉球センター・どぅたっち、労働運動活動者評議会

20121010

IMF・世界銀行東京総会への対抗デモ

IMF・世界銀行東京総会への対抗デモ
IMF・世界銀行による経済支配はもうたくさんだ!
IMF・世界銀行は1%の金持ち
(グローバル金融資本)の代理人!
2012年10月13日(土曜)
水谷橋公園(京橋下車) 
正午集合 12時半出発(日比谷公園解散予定)
主催・IMF・世銀東京総会反対行動実行委員会
笛・太鼓など鳴り物歓迎



2012年10月14日(日)対抗フォーラム 
13時開場 13時半スタート
会場・スペースたんぽぽ(水道橋下車)
会場費・300円
呼びかけ・「持たざる者」の国際連帯行動実行委員会

IMF・世界銀行の年次総会が10月12日~14日、東京(有楽町・国際フォーラム、帝国ホテル、ホテルオークラ)で行われる。世界約180カ国から財務大臣、財務間慮う、中央銀行総裁をはじめ、業界関係者、NGOなど2万人もの規模だ。
 日本での総会は1964年以来、かつては東京オリンピック開催で戦後復興をアピール、今回は、3・11からの復興をアピールしようという。

 IMFは、欧州経済危機に際して、ギリシャなど危機に瀕した国に向けて緊縮財政計画を策定するよう勧告。日本に対しても財政健全化と消費増税(15%が妥当と!)を勧告してきた。要するにIMFとは、徹底した新自由主義路線(規制緩和、民営化、社会保障費の削減、非正規雇用の拡大など)をもって、富める者と持たざる者との格差を拡げ、貧困を増大させようとしている。

 世界銀行も、経済開発については、上記の路線を提言した上で、政策評価(点数づけ) を実施、融資を検討する、という「構造調整プログラム」なるものをもって債 務国(貧しい国)を締め上げようというのだ。さらには、多くのNGOをも、「対話」「パートナーシップ」の名目で、貧しい国、持たざる者たちに、犠牲を押し付けることを正当化している。

 しかし一方、ここ10数年、世界中の民衆が「もう、たくさんだ!」と声を上げ、プロテストに立ち上がってきた。
 しかし、反・脱原発に立ち上がる人々に比べて、まだまだこの分野の関心、行動は大幅に立ち遅れている。だが、人々の生存権を踏みつけにする意味では、この国のあり様は、原発の再稼働も、オスプレイの沖縄配備も、格差・競争の激化も、通底するものであり、多様な声も旗もプラカードも、もっともっと交わっていくべきではないのか。

 「もう、たくさんだ! 我慢も限界だ!」
今こそ、この現実から出発し、新しい社会運動をともにつくろう。
13日の街頭デモと、14日のフォーラムが、そうした共同行動のヒントになり、持続する討論・交流のステップになれば幸いである。

「持たざる者」の国際連帯行動実行委員会 

20121009

IMF・世界銀行東京年次総会粉砕行動

2012年10月12日(金) IMF・世界銀行東京年次総会粉砕行動
          午前9時30分集合 午前10時デモ出発
         中央区立水谷橋公園 中央区銀座1-12-6
         (東京メトロ有楽町線・銀座1丁目駅徒歩5分)
        
        IMF・世界銀行東京年次総会粉砕国際集会
        午後6時30分〜午後8時30分
        中央区明石町区民会館 中央区明石町14-2
         (東京メトロ日比谷線築地駅3番出口徒歩7分)
       


主催:有事立法−改憲阻止 反帝国際連帯 反戦闘争実行委員会(反戦闘争実) 連絡先・03-5697-7541/03-3446-9058

私たち反戦闘争実は、10月12〜13日にIMF(国際通貨基金)・世界銀行東京年次総会粉砕闘争を、全世界の労働者人民との国際連帯をかけて闘います。
 IMF・世界銀行は、第2次世界大戦後に、米帝国主義を軸にした帝国主義による世界支配のための国際機関です。1980年代始めからは、全世界に戦争と貧困と飢餓、不平等を強要する新自由主義経済政策(すべてを市場にまかせる)を推進してきた張本人です。
 2008年米国の「リーマン・ショック」からはじまり、現在も欧州債務危機が進行しています。これは銀行や独占資本の利潤を最優先に、国家や金融資本の 破たんの危機を労働者・人民に転嫁するものです。銀行「支援」のために国家財政を使い、労働者の権利はく奪や消費税などの大増税による大衆収奪や社会保 障・福祉切り捨てが行なわれています。
 現在ギリシャ、ポルトガル、スペインの労働者人民を先頭に全欧州は、IMF・世界銀行、欧州委員会、欧州中央銀行と結託する自国政府の緊縮財政政策反対のゼネストを含む広範な闘いで反撃しています。
 日本労働者人民は、こうした全世界の労働者人民の闘いと連帯してIMF・世銀東京年次総会粉砕闘争に立ち上がろう。

20120918

差別排外主義にNO! 9・23行動 2nd


2012.9.23(sun) 東京・高田馬場/西戸山公園(馬場駅から5分線路沿い 旧寄せ場)
集合 PM1:00 デモ出発 2:00~
 


誰にでも、生きる権利がある。
どこででも、生きる権利がある。
私たちは、隣人と手をつなぐ。何人の排除も許さない。
差別・排外的暴言や暴力には、私たちのスクラムで向き合おう。合言葉は、
「生きる権利に国境はない!」
「私たちの仲間に手を出すな!」


私たち差別・排外主義に反対する連絡会は、昨年9月23日(金)新宿柏木公園から大久保地域を貫くデモを、9・23行動に賛同する160名の仲間とともに勝ち取りました。
 デモコースは飲食店に働く外国人の仲間が多く、在日やニューカマーの経営する店舗が多い地域です。「在特会」のデモで食堂に嫌がらせが行われた地域でもあります。当日は私たちのデモに、在住の方や通行人からのさまざまなエールも寄せられました。
 いま周りを見渡せば、いまだに朝鮮学校への高校無償化適用除外や補助金打ち切りが続いています。差別暴言を撒き散らしながら居座る石原都知事や橋下・大阪維新の会の躍進など、レイシスト・ファシストとも言うべき輩の増長は目に余るばかりです。
 「在特会」「排害社」らは、「反日左翼から原発を守れ」と経産省テント前に登場し、この間は沖縄の辺野古テントをも攻撃対象としてデモを仕掛けていま す。先日は生保問題に関する新宿駅南口情宣でたまたま通りかかった男性に集団暴行を働くなどの蛮行がニュースになりましたが、京都朝鮮第一初級学校襲撃事 件や徳島県教組抗議行動に引き続き、ロート製薬の本社抗議行動でも逮捕者を出すなどしています。
 こうした中で、私たちは、今年も「生きる権利に国境はない!私たちの仲間に手を出すな!差別・排
外主義にNO! 9・23行動 2012 2nd」を呼びかけます。
 心ある仲間たちの大きなスクラムで社会的包囲網を形成し、ヘイトスピーチや差別・排外主義の温床を根絶やしにしていく取り組みを、一人一人の力で成功させたいと思います。
ぜひご注目と参加をお願いします。

20120803

排外主義と天皇制を問う 8.15反「靖国」行動

 排外主義と天皇制を問う 8.15反「靖国」行動


●2012年8月15日(水)/13:10開場、13:30開始 16:15~デモ出発
●場所:在日本韓国YMCA・9階ホール(JR水道橋駅徒歩6分、御茶ノ水駅徒歩9分、地下鉄神保町駅徒歩7分)

 
●お話:山田昭次さん(歴史研究者、著書『植民地支配・戦争・戦後の責任━挑戦・中国への視点の模索』創史社)



 
 民主党政権は、なりふりかまわぬ原発再稼働へと進み、社会保障の切り捨て・消費税増税、国民共通番号制、普天間基地の辺野古「移設」の再確認、「中国脅威論」を口実とした日米共同作戦体制の強化などを進めていこうとしている。

 このような政治状況は、改憲問題をふたたび表面化せざるをえない。 今年の憲法記念日を前に、自民党やみんなの党、たちあがれ日本があいついで改憲案を提出した。いずれも天皇元首化、「国旗・国歌」の明確化、首相に権限を集中する緊急事態対処などをうたったものだ。


 こうした国家主義的な改憲案にある中心的な思想が、「国民主権の縮小と立憲主義の否定」であることは間違いない。そして、それらは、現代日本の政治・経済・社会の場面全てを覆う閉塞感を打破するものとし て打ち上げられているのだ。


 こうした政治的なムードのなかで、右翼・排外主義者が力を得る状況が目だっている。この間浮上していることだけでも、石原都知事呼びかけによる尖閣購入 問題、八重山「つくる会教科書」採択問題、那覇市の「第32軍司令部壕」説明板からの「慰安婦」削除問題、北海道小中学校の「アイヌ副読本」記述改ざん、 韓国人写真家による元「慰安婦」写真展の中止などあいついだ。日本政府による、ソウルやアメリカの「慰安婦の碑」撤去要請は、一方で軍事協力を拡大させて いる李明博政権との関係にさえ、影響を与えている。


 これら一連の事態が明らかにしているのは、近代日本の侵略・植民地支配の歴史が生み出したさまざまな問題について、事実を否定し、是非を転倒させていく 歴史修正主義の潮流が、この社会のメインストリームに定着させられてしまったという事実である。自民党が今国会に提出を目論んでいるという「国旗損壊罪」 も、そうした風潮に乗っていることは間違いない。


 それは、決して一部右派政治家・排外主義者たちだけのものではない。すでに、この社会における根強い基盤とさえいえる状況だ。そしてそれは、現実政治・ 社会に対する「うっぷんばらし」としての石原や橋下のポピュリズムに対する支持とも連動しているだろう。私たちの反天皇制運動の課題とは、そのような基盤 を解体していくことに他ならない。


 こうした状況のなかで、日本の戦争責任・植民地支配責任の追及、そして反天皇制の声を挙げていくことへのバッシングは、年々厳しいものとなっている。集 会の会場に対する右翼の嫌がらせは、会場管理者に対 して集会使用への 忌避感を募らせる。右翼による暴力的なデモへの破壊と、それを利用した権力の介入も深刻さを増している。暴力によるデモ破壊を公言し続けている在特会は、 靖国周辺での「騒乱」を理由に8月15日の「反日デモ」を許可しないよう、東京都公安委員会に求める署名活動をはじめた。


 現実の問題として、表現の自由、思想・信条の自由が、著しく侵害され始めていると言わざるを得ない。このことが、反天皇制運動の課題としても強く主張さ れなければならない。そしてこういう時代状況だから こそ、私たちは、 あたりまえの声をあたりまえに上げていく8・ 15行動に今年も取り組んでいきたいと考える。


 かつての戦争を美化し、戦争の死者を顕彰する靖国神社の歴史認識は、跋扈する歴史修正主義の思想的バックボーンのひとつであり、また、当日天皇出席のも とで九段で開かれる「全国戦没者追悼式」も、戦争の死者のおかげで「戦後の平和」がもたらされたとする儀式である。 それは、死者たちを生み出した国家の責任を解除するばかりでな く、今後も「お国のための死」を尊いものとして受け入れさせていこうというイデオロギーにほかならない。


 今年の春、心臓の手術を行ったアキヒト天皇は、「病後をおして」政府主催の3.11追悼式典に出席して「おことば」を述べ、その後もイギリス訪問や山口 全国植樹祭に出席するなど活発に動いている。それは、アキヒト・ミチコ天皇制の「ラストスパート」をさえ思わせる。この11月には沖縄・糸満で「豊かな海 づくり大会」の開催=天皇の沖縄訪問が計画されているが、アキヒト・ミチコは沖縄にとく に関心 が深いと言われている。かれらの沖縄訪問が、これまでもそうであったように、米軍基地問題をはじめとする日本の沖縄に対する「植民地」的支配の矛盾を糊塗 し、沖縄の人たちを「慰撫」する政治的なパフォーマンスとなることは間違いない。それはまた、「復帰40 年」を機に、沖縄の人たちの新たな「皇民化」=「国民化」を推し進める ことで、この地の人たちの抵抗を押さえつけていく役割を果すだろう。


 確実に近づくアキヒト「Xデー」をも射程に入れつつ、アキヒト天皇制の「総決算」と闘う反天皇制運動を作り出していこう。



主催:排外主義と天皇制を問う8.15反「靖国」行動実行委員会

 http://2012815.blogspot.jp/

呼びかけ団体:アジア連帯講座、沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会、キリスト教事業所連帯合同労働組合、国連・憲法問題研究会、市民の意見 30の会・東京、女性と天皇制研究会、スペース21、立川自衛隊監視テント村、日韓民衆連帯全国ネットワーク、命どぅ宝ネットワーク、反安保実行委員会、 「反改憲」運動通信、反天皇制運動連絡会、「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会、「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会、ピープル ズ・プラン研究所、靖国・天皇制問題情報センター、琉球センター・どぅたっち、連帯社、労働運動活動者評議会、靖国解体企画

賛同団体:争議団連絡会議

20120715

排外主義をうつ!7.28討論集会& 『靖国中毒』上映


 排外主義が市民権を獲得しつつあることへの不安感を、私たちはここ数年実感させられている。その排外主義は、権力の中枢から、「市民社会」と呼ばれる公共の場、市井の人々の間で、さまざまに自己主張している。
  朝鮮学校への暴力的な攻撃、学校や職場で強要される「日の丸・君が代」、自民党などが出した憲法草案の思想、入国管理・外国人登録法の強化と改悪、排除の 論理で肥え太る資本、排外主義と戦争、戦争の歴史認識とその歴史認識を歪める「靖国」、デモ中に出くわす右翼の暴力、反天皇制や反「靖国」を掲げた途端に 表現の自由を奪われる現実、等々。さまざまな現実があるのだ。
 深刻で今日的なこの「排外主義」の問題について、多岐にわたる視点と切り口から議論を重ね、克服可能な課題に転化していくための一歩を踏み出したい。さまざまな領域で活動する実行委呼びかけ団体を中心に、5分間スピーチの形で問題提起し、全体討論につなげていく。
 1部のDVD『靖国中毒』上映と2部の討論集会、併せてご参集ください。そして、ぜひ議論に加わってください。

◆2012年7月28日(土)
◆日本キリスト教会館4F
(地下鉄東西線早稲田駅3b番、2番出口から徒歩5分)

1部 『靖国中毒』上映
15:15開場、15:30~16:30

2部 討論会
17:15開場、17:30~20:00
問題提起:右翼、ネット上での言論、ナショナリズム、憲法改悪、「日の丸・君が代」、思想・信条の自由、表現の自由への侵害等々、できるだけ多くの視点と切り口から、さまざまな領域で活動するグループ・個人による
*1部、2部それぞれ300円(入れ替え制)
主催:排外主義と天皇制を問う8.15反「靖国」行動実行委員会

   

呼びかけ団体:アジア連帯講座、沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会、キリスト教事業所連帯合同労働組合、国連・憲法問 題研究会、市民の意見30の会・東京、女性と天皇制研究会、スペース21、立川自衛隊監視テント村、日韓民衆連帯全国ネットワーク、命どぅ宝ネットワー ク、反安保実行委員会、「反改憲」運動通信、反天皇制運動連絡会、「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会、「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対す る神奈川の会、ピープルズ・プラン研究所、靖国・天皇制問題情報センター、琉球センター・どぅたっち、連帯社、労働運動活動者評議会
賛同団体:争議団連絡会議

20120623

集会&デモ 野宿の仲間は、アルミ缶・古本で生きてるぞ! 三鷹市は、廃品回収禁止条例をつくるな!

集会&デモ
野宿の仲間は、アルミ缶・古本で生きてるぞ!
三鷹市は、廃品回収禁止条例をつくるな!
 6月24日(日)13:30~
 三鷹駅前コミュニティセンター


★6月7日、三鷹市議会に、要望書と賛同を提出しました★

■世界から、669人・50団体が賛同してくださりました


 日本語版だけでなく、英語・スペイン語・ハングル語・フランス語をつくり、国際的な交流がある方々を通じて世界のあちこちに流していただきました。ブログにも各国語版を載せました。


 アジア/南米/ヨーロッパなどから、個人や団体での賛同をいただきました。日本での賛同と合わせて、669人・50団体が賛同してくださりました。ありがとうございました。


 ハングル語版は、夜まわり三鷹のメールを読んだ留学生の方が翻訳してくださったもの。この方は、韓国の仲間にも情報を流してくださりました。それを受け た野宿の仲間を支援している韓国の3団体が300通以上の賛同を集めてくださりました。国際署名と書かれたメールと、余りにたくさんの肉筆の署名に、ただ ただ感謝するばかり。


 ハングル語版の署名用紙は夜まわり三鷹がお願いした文章を要約してくれたものだったので、日本語訳の陳情書を別に作り、署名用紙は資料として添付しました。


 ゴミを集めて再び生かすことで生きている仲間は、世界のどこにでもいます。


 飲み終えたジュースのパック(ゴミ)をフィリピンの子どもたちが集め、縫製してつくったバッグが売られていました。フェアトレードってやつです。ゴミを 集めてリサイクルしたものが製品化されれば、子どもたちの収入になればいいな。このバッグを買う人の中には、そんなことを想像している人がいるに違いあり ません。


 日本でも、差別によって仕事を追われた人たちがゴミで生き延びてきたし、今だって自立して暮らしています。日本以外でゴミを集めてくらしているならいざ知らず、自分の近所でゴミを集めないでほしい。自治体の財産だし、ゴミが散らかるのも困るし?


 リサイクル/リユースで、私たちは世界の仲間とつながっています。物理的にも、社会連帯としても。


 私たちは、世界のあちこちでゴミを集めて暮らす人がいることに鑑み、廃品回収を禁止する法律がつくられることに反対します。

20120617

6・18渋谷区による3か所一斉野宿者排除への抗議行動

 6月11日の渋谷区による3か所(美竹公園、区役所地下駐車場、区役所前公衆トイレ)一斉野宿者排除に抗議の声を!


6月18日(月)
12時 渋谷区役所前情宣行動 区役所時計台集合

13時 渋谷区議会傍聴行動 区役所前時計台集合
17時半 渋谷区抗議行動 区役所前時計台集合


6月11日、早朝6時半、突然、渋谷区立美竹公園で工事が始まりました。美竹公園には、昨年11月の児童会館の耐震工事の口実で完全封鎖され、寝場所を 失った野宿者を含めた十数軒の野宿者の小屋・テントがあり、そこで眠っていた野宿者たちは、工事の音で目覚め、工事を知らされ、その後朝8時前には、公園 は完全封鎖され、警備員に囲まれてしまいました。この突然の工事は、渋谷区による一時避難場所整備工事(工事期間9月28日まで)という名目ですが、そこ に住居を持つ野宿者たちに対して、また、この場所で、毎週土曜日14年間にわたって、野宿者の共同炊事を行っていたのじれんに対して、事前の知らせは全く ありませんでした。現在、公園内の小屋・テントの取り壊しは行われておらず、住民は設置されたゲートから警備員の許可による出入り(顔写真と名前の入った ファイルを区が作成し出入りを監視←明らかに肖像権の侵害・人権侵害)は可能ですが、公園課は彼らに対して1週間をめどに出ていくようにお願いするとのこ とです(また、一時公園全体が完全封鎖されましたが、午後から公園内のトイレは使用可能に戻りました)。

さらに、同日(6月11日)午前中に、毎晩20名から30名の野宿者が寝ている渋谷区役所地下駐車場においても工事名目で、完全封鎖が行われてしまいまし た。これも、美竹公園同様、常時寝場所として使っている野宿者たち、そこで毎週金曜日に、炊出しをやっていた聖公会野宿者支援活動・渋谷、およびのじれん に対して、事前の知らせは全くありませんでした。それどころか、事前の問い合わせに対しては、駐車場を閉鎖する予定はないと渋谷区側は答えていました。こ ちらの方は、11日の夜から多くの野宿者が地下駐車場に入ることができず、寝場所を失ってしまいました(なお、渋谷区役所前のトイレ(「区役所前トイレ診 断士の厠堂」)前も数人の野宿者が寝場所にしていましたが、時を同じく6月11日からの改修工事のため追い出されました)

この同時に行なわれた渋谷区の暴挙は、野宿者の寝場所、居場所、飯の場所を大量に一挙に奪うもので、野宿者の生存を脅かし、人の命を奪いかねないもので決 して許すことはできません。また、この渋谷区の暴挙は、最近の「渋谷ヒカリエ」の開業などで加速してきている渋谷の再開発の流れの中で、渋谷区によって意 図的に行なわれたとしか思えません。人の命を代償とするような再開発は決して許されるものではなく、渋谷区のそのような姿勢に対して、多くの市民の方々に 抗議の声をあげていただければと訴えます。また、今回追い出された野宿者、追い出されつつある野宿者の命を守る取り組みへの支援をよろしくお願いいたしま す。


【抗議先】:渋谷区長
電話:03-3463-1211(渋谷区代表)
03-3463-1290(渋谷区広報課)
ファックス:03-5458-4900
メール:kocho@city.shibuya.tokyo.jp


******************************************************

【連絡先】渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合(のじれん)
住所:150-0011東京都渋谷区東1-27-8-202
【支援カンパ送り先】
郵便振替: 00160-1-33429 「のじれん」

20120616

6月11日の渋谷区による3か所(美竹公園、区役所地下駐車場、区役所前公衆トイレ)一斉野宿者排除に抗議の声を!

   6月11日、早朝6時半、突然、渋谷区立美竹公園で工事が始まりました。美竹公園
  には、昨年11月の児童会館の耐震工事の口実で完全封鎖され、寝場所を失った野宿
  者を含めた十数軒の野宿者の小屋・テントがあり、
そこで眠っていた野宿者たちは、
  工事の音で目覚め、工事を知らされ、その後朝8時前には、
公園は完全封鎖され、警
  備員に囲まれてしまいました。この突然の工事は、
渋谷区による一時避難場所整備工
  事(工事期間9月28日まで)という名目ですが、
そこに住居を持つ野宿者たちに対し
  て、また、この場所で、毎週土曜日14年間にわたって、
野宿者の共同炊事を行って
  いたのじれんに対して、事前の知らせは全くありませんでした。
現在、公園内の小
  屋・テントの取り壊しは行われておらず、
住民は設置されたゲートから警備員の許可
  による出入りは可能ですが、
公園課は彼らに対して1週間をめどに出ていくようにお
  願いするとのことです(また、
一時公園全体が完全封鎖されましたが、午後から公園
  内のトイレは使用可能に戻りました)。
  さらに、同日(6月11日)午前中に、毎晩20名から30名の野宿者が寝ている渋
  谷区役所地下駐車場においても工事名目で、
完全封鎖が行われてしまいました。これ
  も、美竹公園同様、常時寝場所として使っている野宿者たち、
そこで毎週金曜日に、
  炊出しをやっていた聖公会野宿者支援活動・渋谷、
およびのじれんに対して、事前の
  知らせは全くありませんでした。それどころか、
事前の問い合わせに対しては、駐車
  場を閉鎖する予定はないと渋谷区側は答えていました。
こちらの方は、11日の夜か
  ら多くの野宿者が地下駐車場に入ることができず、
寝場所を失ってしまいました(な
  お、渋谷区役所前のトイレ(「区役所前トイレ診断士の厠堂」)
前も数人の野宿者が
  寝場所にしていましたが、
時を同じく6月11日からの改修工事のため追い出されました)   この同時に行なわれた渋谷区の暴挙は、野宿者の寝場所、居場所、飯の場所を大量に
  一挙に奪うもので、野宿者の生存を脅かし、
人の命を奪いかねないもので決して許す
  ことはできません。また、この渋谷区の暴挙は、最近の「
渋谷ヒカリエ」の開業など
  で加速してきている渋谷の再開発の流れの中で、
渋谷区によって意図的に行なわれた
  としか思えません。
人の命を代償とするような再開発は決して許されるものではな
  く、渋谷区のそのような姿勢に対して、
多くの市民の方々に抗議の声をあげていただ
  ければと訴えます。また、今回追い出された野宿者、
追い出されつつある野宿者の命
  を守る取り組みへの支援をよろしくお願いいたします。
  2012年6月12日

  渋谷区野宿者有志
  渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合(のじれん)
  聖公会野宿者支援活動・渋谷

  【抗議先】:渋谷区長
  電話:03-3463-1211(渋谷区代表)
      03-3463-1290(渋谷区広報課)
     03-3463-2879(渋谷区公園課)←
美竹公園での追い出しの件
ファックス:03-5458-4900
メール:kocho@city.shibuya.tokyo.jp


20120612

渋谷区による野宿者排除を許さない!



昨日6月11日早朝6時半ころ渋谷区が大量の警官を引き連れ突然美竹公園と渋谷区役所地下駐車場を完全封鎖し野宿者を排除しました。
午前中に現場に行ったところ数台の警察車両、公安警察、機動隊、民間警備員を大量に公園の周りに配置していました。
宮下公園のナイキ化に続き、やりたい放題の渋谷区へ抗議の声を!
これから梅雨時で雨の日が多くなります。昨日の排除で、40人以上が寝る場所、屋根のある場所を奪われてしまいました。
今後の抗議行動等 参加、支援を!




‐‐‐以下渋谷からの声明です‐‐‐‐


今日6月11日、何の予告もなく法的手続きも踏まず、突然、渋谷美竹公園と渋谷区役所地下駐車場からの野宿者の追い出しが行なわれました(下の方に詳 細)。急な呼びかけですが、これに対する抗議の情宣及び渋谷区議会・都市環境委員会の傍聴行動を明日朝9時から行ないます。是非多くの方々に来ていただ き、抗議の声をあげていただければと思います。


日時:6月12日(火)午前9時集合
場所:渋谷区役所時計台


なお、9時に集合したあと、抗議の情宣や、上述の傍聴行動、さらには今後の打ち合わせ等、午前中はずっと渋谷区役所時計台や渋谷区役所周辺で何らか行動が 行なわれていますので、9時に間に合わない場合でも来ていただければと思います(たぶん午後にもいろいろと場所は変わる可能性がありますが行動は続くと思 います)。




【以下、11日夜時点での現地の状況です】
6月11日、早朝6時半、突然、渋谷区立美竹公園で工事が始まりました。美竹公園には、昨年11月の児童会館の耐震工事の口実で完全封鎖され、寝場所を 失った野宿者を含めた十数軒の野宿者の小屋・テントがあり、そこで眠っていた野宿者たちは、工事の音で目覚め、工事を知らされ、その後朝8時前には、公園 は完全封鎖され、警備員に囲まれてしまいました。この突然の工事は、渋谷区による一時避難場所整備工事(工事期間9月28日まで)という名目ですが、そこ に住居を持つ野宿者たちに対して、また、この場所で、毎週土曜日14年間にわたって、野宿者の共同炊事を行っていたのじれんに対して、事前の知らせは全く ありませんでした。現在、公園内の小屋・テントの取り壊しは行われておらず、住民は設置されたゲートから警備員の許可による出入りは可能ですが、公園課は 彼らに対して1週間をめどに出ていくようにお願いするとのことです(また、一時公園全体が完全封鎖されましたが、午後から公園内のトイレは使用可能に戻り ました)。


さらに、同日(6月11日)午前中に、毎晩20名から30名の野宿者が寝ている渋谷区役所地下駐車場においても工事名目で、完全封鎖が行われてしまいまし た。これも、美竹公園同様、常時寝場所として使っている野宿者たち、そこで毎週金曜日に、炊出しをやっていた聖公会野宿者支援活動・渋谷、およびのじれん に対して、事前の知らせは全くありませんでした。それどころか、事前の問い合わせに対しては、駐車場を閉鎖する予定はないと渋谷区側は答えていました。こ ちらの方は、11日の夜から多くの野宿者が地下駐車場に入ることができず、寝場所を失ってしまいました(なお、渋谷区役所前のトイレ(「区役所前トイレ診 断士の厠堂」)前も数人の野宿者が寝場所にしていましたが、時を同じく6月11日からの改修工事のため追い出されました)


この同時に行なわれた渋谷区の暴挙は、野宿者の寝場所、居場所、飯の場所を大量に一挙に奪うもので、野宿者の生存を脅かし、人の命を奪いかねないもので決 して許すことはできません。また、この渋谷区の暴挙は、最近の「渋谷ヒケリエ」の開業などで加速してきている渋谷の再開発の流れの中で、渋谷区によって意 図的に行なわれたとしか思えません。人の命を代償とするような再開発は決して許されるものではなく、渋谷区のそのような姿勢に対して、多くの市民の方々に 抗議の声をあげていただければと訴えます。また、今回追い出された野宿者、追い出されつつある野宿者の命を守る取り組みへの支援をよろしくお願いいたしま す。




渋谷区野宿者有志
渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合(のじれん)
聖公会野宿者支援活動・渋谷





20120519

「スカイツリー再開発で貧乏人を殺すな!」スカイツリー包囲デモ第2弾


時間: 16時 00分 ~  
場所:花川戸公園5月26日(土)午後4時 

花川戸公園(浅草駅徒歩5分)にて

めしと集会

午後5時 デモ出発 
午後7時 竪川河川敷公園にて『長居青春酔夢歌』上映会 



  スカイツリーの開業が近づいている。5月22日のオープンに向けて、新聞やニュースはおめでたいムードでいっぱいだが、野宿の仲間や貧乏人にとって、い いことは一つもない。もっとも大きいのは、スカイツリーが街の再開発と結びついて、貧者の追い出しを行っていることだ。再開発というのは、コギレイな建物 や箱物を作り、金持ちや観光客を呼び込むこと。

 隅田川の浅草近辺がこの数年でどのように作り替えられていったか、思い出してくれ。10年前は、川のテラスにそって野宿の仲間の小屋が隙間なく建てら れ、そこでゆうに500名を越える仲間が暮らしていたじゃないか。仲間たちの小屋は、2年間3000円のアパート事業をはじめとした様々な施策やそれと セットでの追い出しで、次第に数を減らしていった。そして、小屋を潰した後に、観光の施設(水上バス乗り場の改築、スカイツリー展望台などなど)が作られ た。

 今も、多くの仲間が野宿を余儀なくされている。しかし、ここ数年、役人どもの追い出しは陰湿さをきわめ、小屋を新しく建てるとハエのように寄ってきて嫌 がらせをし、追い出そうとする。ガードマンが雇われ、貧しい者が貧しい者の追い出しをするという、イビツな絵となっている。役人やガードマンは、小屋だけ でなく、ダンボールを囲って寝ている仲間に対しても、追い出しを行い、夜も寝かせようとしない。やつらは「スカイツリーができたら一人もいられないから な」などと言って回っている。隅田川だけでない。ここ10年の間に、山谷や隅田川、上野地域で起こったことを見てきた者ならば、誰もがスカイツリーが追い 出しの象徴であることを感じているはずだ。

 だが、スカイツリーができることにより、巨額の金が動いている。その金をごっそりとフトコロに入れて喜ぶやつらがいる。スカイツリー再開発で儲かる東武 などの大企業や大資本だ。地元の商店などは、スカイツリーに観光客を持っていかれて、むしろ苦しくなると言われている。実際、スカイツリーの足元に新しく できたビルのテナントには、地元の商店はほとんど入っていないらしい。テナント料(家賃)が高すぎるのだ。スカイツリーは貧富の差を拡大させている。

 スカイツリーのにわか景気に踊っているマスコミは、はっきりと金持ちの立場で報道をしている。だが、この10年間、どのように貧乏人・野宿の仲間の追い 出しが行われ、どれほどの仲間が死んでいったかを知っている私たちは、スカイツリーを再開発と貧者の追い出しの中に位置づける。スカイツリーは役人やガー ドマンの追い出し、通行人による野宿者襲撃とセットになって貧者にのしかかってきている。

 舞い上がっているやつらには悪いが、私たちは、このスカイツリーに対し、貧者(野宿者、日雇い労働者、失業者、生活保護受給者)の立場から、はっきりと否(イナ)の言葉を発していこう。5月26日のスカイツリー包囲デモへ結集を!!


 山谷ブログ-野宿者・失業者運動報告-http://san-ya.at.webry.info/

20120424

5・3野宿者‐持たざる者の全都メーデー

野宿者‐持たざる者の全都メーデー

2012年5月3日(木)13時~

御徒町公園(東京都台東区台東4 御徒町駅徒歩5分)

14時、デモ出発

2012年メーデー実行委員会

20120420

植民地支配と日米安保を問う ― 反「昭和の日」集会とデモ


  4・28~4・29連続行動
   植民地支配と日米安保を問う ― 
反「昭和の日」集会とデモ

今年の反「昭和の日」行動は、サンフランシスコ講和条約発効から60年の4月28日
に、戦後の日本が通ってきた歴史的現実を踏まえながら、沖縄の現在や、私たちの目の前にある問題を考える講演集会を反安保実行委員会と共催で持つ。
そして4月29日。昭和天皇ヒロヒトの誕生日であるこの日。今私たちが考えなければいけない課題は、押しつぶされそうなくらいたくさんある。だが、 その課題のひとつひとつを突き詰めていくと、敗戦後の天皇制をはじめとする「昭和」の歴史にその根っこが見えてくる。今回はそんないろんな課題をたくさん 集めて語ってもらう。そのなかから、「昭和」の歴史、ヒロヒトおよび天皇制がになってきたものを再検証するような集まりとしたい。




日時 2012年4月29日(日)  
    ・午後1時半開始

場所 日本キリスト教会館4F
     (地下鉄東西線早稲田駅3b番、2番出口から徒歩5分)
     
    ・8分間スピーチ 反戦・反基地・反自衛隊
              反ナショナリズム/反日の丸・君が代
              反原発/反改憲/反安保/反弾圧・・・・・
     ・集会後デモ

資料代 500円

主催 反「昭和の日」実行委員会

http://2012429.blogspot.jp/

 【呼びかけ団体】アジア連帯講座/アンポをつぶせ!ちょうちんデモの会/キリスト教事業所 連帯合同労働組合/国連・憲法問題研究会/立川自衛隊監視テント村/反天皇制運動連絡会/「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会/靖国・天皇制問題情 報センター/労働運動活動者評議

60年目の「沖縄デー」に植民地支配と日米安保を問う

 4・28~4・29連続行動
60年目の「沖縄デー」に植民地支配と日米安保を問う
◎講師◎
新垣 誠さん(写真家、沖縄NGOセンター代表理事)
「『本土復帰』40年と沖縄の現在」

太田昌国さん(編集者、民族問題研究者)
「戦後日本国家と継続する植民地主義」

[日時]2012年4月28日(土) 午後6時開始
[場所]文京区民センター・2A会議室(地下鉄・春日駅/
後楽園駅)
[資料代]800円
 主催:反安保実行委員会+反「昭和の日」実行委員会
  ---------------------------------------------------------------------------
 侵略戦争の敗北そして6年半にわたる占領を経て、1952年4月28日、日本は再び独立した。
 しかし、サンフランシスコ講和条約は、ソ連、中国、台湾そして朝鮮半島の国が加わらない「片面」であり、その内容は、旧植民地出身者を日本国籍から一方的に切り捨て、さらに、沖縄戦以降、米軍占領下に置かれ続けた沖縄をアメリカに「法的に」に「売り渡す」ものであった。沖縄では、米軍の「銃剣とブルドーザー」による大規模な土地接収が50年代に強行され、米軍基地の整理縮小が進んだ「本土」とは対称的に過酷な基地負担を背負わされることになるのである。さらに、東南アジア諸国に対する日本の戦後賠償も東西対立下のアメリカの戦略によって切り縮められた形の講和となったのである。
 大日本帝国(天皇制国家)による植民地支配・侵略戦争の反省や補償のスタートとなるべき敗戦・占領からの「出口」は、かくも大きな問題を孕むものであった。そしてそれらは、60年経った今日までも解決のされない大きな課題として私たちの前にある。
サ条約発効から60年の日、この戦後の歴史を踏まえながら、現前の問題に取り組むべく講演集会を持つ。そしてそれは、翌日の「昭和の日」に真に記憶されなければ「昭和の歴史(=ヒロヒトの戦争・戦後責任)」と密接に結びつくものでもある。
是非ご参加を!

20120416

反天連機関紙 反天皇制運動モンスター27号

2012年4月10日発行


  (ななこ)  
主張 原発再稼働阻止、そして「植民地支配と日米安保を問う」連続行動へ!(北野誉)

動物(あにまる)談義  "3・11追悼式典"の巻

状況批評 2×2=4、1+1=2(池田浩士)
 
天ジャーナル ・瓦礫問題雑感(まおう鳥)   
          ・イラン攻撃の秘密戦争ゲーム(核)  
          ・瞳を閉じて翼広げたら危ない?(たまにはカラオケいきたい)
書評 北九州ココロ裁判原告団編『「君が代」にココロはわたさない 学校現場に内心の自由を求め、「君が代」強制を憲法に問う裁判のあゆみ(北村小夜)
 太田昌国の夢は夜ひらく 25  「海上の道」をたどる軍事力の展開―70年前の史実と、現在と―(太田昌国)

皇室情報の解読 天皇中心とする「祈り共同体」=「無責任の体系」にNOの声を!(天野恵一) 

 
野次馬日誌 3月2日~4月3日
今月の暴言
集会の真相 ・3・11原発ゼロへ!国会囲もうヒューマンチェーン 
・3・11原発推進・天皇出席の震災追悼式典―全国一斉黙祷反対!
・「82年『反核フィーバー』とは何であったのか」


 反天日誌/集会情報/神田川


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20120404

3.18「だからこそ、反戦を!」デモへの右翼の襲撃・暴力を許 すな!  ──抗議とカンパの要請──

3.18「だからこそ、反戦を!」デモへの右翼の襲撃・暴力を許 すな!  ──抗議とカンパの要請──


2012年3月18日、私たちは、新宿で「だからこそ、反戦を!」集会とデモに取り組んだ。
私たちのデモは、防衛省先から曙橋にいたる靖国通りで、右翼によ
る激しい妨害と暴力に直面した。

靖国通りに並んだ十数台の街宣車は、デモ隊に対して大音量で罵声
を浴びせ続け、車を降りてきた右翼たちは、歩道側・車道側からひっきりなしにデモ隊へ突入した。彼らによって、蹴られ、押し倒された参加者もいた。さらに彼らは沿道から石のようなものや卵を投げつけ、またペットボトルの水をまいたりした。とりわけ危険だったのは、デモコースの道路をまたぐ歩道橋の上に右翼が陣取っていたことだ。そこからデモ隊に物が飛んできたが、大きな石でも落とされれば、死者が出ても不思議はない状況だった。さらに、ポリタンクに入れた正体不明の液体を、歩道橋からデモ隊に浴びせようとして仲間に止められていた右翼も目撃されている。中身は一体なんだったのか。水であれば、当然止められることはなかったはずである。

横断幕やプラカードは奪われ、破られ、旗棹は折られた。ドラム隊
は「うるせんだよ」と怒鳴られ、蹴られ、楽器を奪われかけた。デモへの右翼の突入を阻止する過程で何人かの負傷者も出た。

とくに、宣伝カーに対する攻撃は激しかった。宣伝カーの前に座り
こんだり、車体を叩いたりする。ドアを開けて乗り込もうとする。バンパーは破損し、後部座席歩道側の窓ガラスが割られた。そこから車内に入り込もうとした右翼は、口に含んでいた水を、運転手らに吹きかけた。運転手への攻撃によって運転を誤れば、人身事故にもつながりかねないだろう。

一連の右翼の暴力によってデモ隊は大きく乱されたが、コールやド
ラムはとぎれることなく、最後までデモは貫徹された。

今回の右翼の暴力が、きわめて計画的なものであることは、彼らが
用意周到にも準備していたさまざまな投擲物によっても明らかである。そしてデモコースと通過時間のタイミングからして、事前に公安警察から情報が流されていた可能性はきわめて高い。警備も右翼を規制するよりも、デモ隊を早く進めさせることに専念し、車道側からデモ隊を押して混乱をより拡大させた。宣伝カーの窓ガラスを壊した右翼も、その場で警察によって身柄をひきはなされはしたが、逮捕されることもなくすまされている。こうした点において、私たちは、右翼にたいして甘く、むしろそれを口実にデモを規制していくという警察のあり方が、あらためて露呈したと指摘せざるを得ない。

「だからこそ、反戦を!」という私たちの声を暴力で圧殺しようと
した右翼たちの行為それ自体に、彼らの戦争や軍事、暴力を賛美する彼らの意志がはっきり現れている。と同時に、私たちは、今回の暴力行為が、たんに反戦運動に対する敵対であるばかりでなく、デモという表現行為全体に向けられた攻撃でもあったということを、再度確認しなければならない。暴力で抗議の声をつぶしていこうとする行為は、とくに3.11以降拡大している、街頭におけるさまざまな政治的表現を分断し萎縮させていこうとする、権力の政治意志と確実に連動しているのだ。だからこそ、右翼とそれを利用した警察のデモ弾圧を弾劾する声を、さまざまな運動を共にする多くの人びととともに、何度でも上げていきたいと思う。

*物損をはじめとした当日の被害(
他団体から借用した宣伝カーの修理費に、最低でも10万円以上かかります)に対して、支援のカンパを呼びかけます。運動つぶしに屈せず、行動を持続していくためにも、ぜひご協力をお願いします。
ご協力頂ける方は、以下の振替口座に、3.18カンパと明記して
ご送金下さい。

郵便振替口座番号 00150-9-466604 

加入者名 反安保実行委員会 


2012年3月31日


3.18集会呼びかけ団体

沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会
戦争に協力しない!させない!練馬アクション
立川自衛隊監視テント村
反安保実行委員会
反天皇制運動連絡会
有事立法─改憲阻止 反帝国際連帯 反戦闘争実行委員会

抗議文 警察は右翼を利用したデモ弾圧をやめろ!


抗議文 警察は右翼を利用したデモ弾圧をやめろ!

警視庁警備部長殿

  2012年3月18日、私たちは、新宿で「だからこそ、反戦を!」集会とデモに取り組んだ。


 私たちのデモは、防衛省先から曙橋にいたる靖国通りで、右翼による激しい妨害と暴力に直面した。

靖国通りに並んだ十数台の街宣車は、デモ隊に対して大音量で罵声
を浴びせ続け、車を降りてきた右翼たちは、歩道側・車道側からひっきりなしにデモ隊へ突入した。彼らによって、蹴られ、押し倒された参加者もいた。さらに彼らは沿道から石のようなものや卵を投げつけ、またペットボトルの水をまいたりした。とりわけ危険だったのは、デモコースの道路をまたぐ歩道橋の上に右翼が陣取っていたことだ。そこからデモ隊に物が飛んできたが、大きな石でも落とされれば、死者が出ても不思議はない状況だった。さらに、ポリタンクに入れた正体不明の液体を、歩道橋からデモ隊に浴びせようとして仲間に止められていた右翼も目撃されている。中身は一体なんだったのか。水であれば、当然止められることはなかったはずである。

横断幕やプラカードは奪われ、破られ、旗棹は折られた。ドラム隊
は「うるせんだよ」と怒鳴られ、蹴られ、楽器を奪われかけた。デモへの右翼の突入を阻止する過程で何人かの負傷者も出た。
とくに、宣伝カーに対する攻撃は激しかった。宣伝カーの前に座り
こんだり、車体を叩いたりする。ドアを開けて乗り込もうとする。バンパーは破損し、後部座席歩道側の窓ガラスが割られた。そこから車内に入り込もうとした右翼は、口に含んでいた水を、運転手らに吹きかけた。運転手への攻撃によって運転を誤れば、人身事故にもつながりかねないだろう。

私たちは、一連のこれら右翼の暴力が、警察による黙認のもとでお
こなわれたばかりでなく、それを口実として警察による不当なデモ規制が強められたことに、強い怒りを持つものである。デモコースに、通過時間のタイミングをはかったように待ちかまえていた街宣車と右翼メンバー。

 警察はそのことを把握していたにもかかわらず、事前に排除することもせず、彼らがデモを攻撃する場所を準備した。右翼たちがデモ襲撃をあらかじめ公言していた以上、彼らの暴力行為が実行されることは明白だったのであり、最悪の場合、多数のけが人が出ることも予想された。まさに、右翼の暴力を警察は黙認したばかりか、その実行に加担さえしたのである。そもそも、デモコースと出発時間に関しても、公安警察から情報が流されていた可能性はきわめて高いと私たちは考えている。

右翼の突入によって引き起こされた「混乱」にあたって、警備は、
突入する右翼を止める制止することはしたものの、警備の外側では右翼は自由に行動させた。それどころか、右翼を規制するよりも、デモ隊を早く進めさせることに専念した。車道側からデモ隊を押して隊列を狭め、その結果車道側の右翼と接触させるなど、警察は混乱をより拡大させた。

宣伝カーの窓ガラスを壊した右翼も、その場で警察によっていった
ん身柄をひきはなされはしたものの、逮捕されることもなくすまされている。目の前で不法行為が行われているのに、警察は一貫して彼らを本気で取り締まろうとはしないのだ。こうした点において、私たちは、警察の目的が、右翼を口実にデモを規制していくところにあったということを、あらためて実感させられた。

いうまでもなくそれは、デモという基本的人権の根幹である表現の
自由の侵害であり、警察権力の、右翼による犯罪行為への加担である。
警察は人権侵害をするな! 当日の警備状況について反省し、謝罪せよ!

2012年3月31日

3.18集会呼びかけ団体
沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会
戦争に協力しない!させない!練馬アクション
立川自衛隊監視テント村
反安保実行委員会
反天皇制運動連絡会
有事立法─改憲阻止 反帝国際連帯 反戦闘争実行委員会

20120403

植民地支配と日米安保を問う  4・29反「昭和の日」行動実行委員会へのよびかけ


 震災・津波、そして東京電力福島第一原子力発電所の事故より1年目がすぎた。事故の処理はなにひとつ満足な解決をみていない。福島県はもとより、それ以外の地域でも至る所に被害は及んでいる。被害者は当たり前の暮らしを取り戻すことさえまだできていないし、そのための賠償問題も遅々として進んでいない。1年目の3月11日、政府主催による「東日本大震災一周年追悼式」が、天皇夫妻の出席のもと行われた。病気をおしてまで出席した天皇の役割とは、優しい微笑みの裏で事故の責任者を名指すことを回避し、被災者に我慢を強い、さらに原発再稼働という政治意思に示されているような震災前の「秩序」へと、社会を再び統合していくことでしかない。3月11日、震災と原発事故がおきたこの日を、政府とマスコミは、ただ震災とそれによって生み出された死者「のみ」を追悼する日として組織した。事故や放射能について口にした天皇の「お言葉」も、国家による追悼の空間に、すべての「国民」を集約するものとして発せられたのである。戦争責任をとらないまま毎年8月15日に「全国戦没者追悼式」が行われていることと同じ構造が新たにつくられていくこと、また3月11日という日が、新たな「慰霊の日」となることに、私たちは憤りを感じざるをえない。

 まもなく、昭和天皇ヒロヒトの誕生日である4月29日、6回目の「昭和の日」がやってくる。今年は1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約が発効されて60年目にあたる。ヒロヒトは自らの名で侵略と植民地拡大のための戦争を遂行し、沖縄戦の最中に米軍に占領された沖縄に、長期にわたって米軍が駐留を希望するメッセージを、政府の頭越しにアメリカの国務長官クラスに送るなど暗躍し、安保体制の枠組みを作りだした。敗戦後、サンフランシスコ講和条約によってそれは明文化され、日本の「独立」と引き替えに、今現在に至るまで沖縄の人々は米軍による好き勝手な土地使用に苦しめられることとなった。米軍の「銃剣とブルドーザー」による大規模な土地接収が強行され、米軍基地の整理縮小が進んだ「本土」とは対称的に過酷な基地負担を背負わされることになるのである。さらに、東南アジア諸国に対する日本の戦後賠償も、東西冷戦下のアメリカの戦略によって切り縮められた、日本の経済進出の足がかりとなるかたちでの講和となったのである。本来であれば大日本帝国(天皇制国家)による植民地支配・侵略戦争の歴史を清算し、反省や補償のスタートとならなければならなかった敗戦・占領からの「出口」は、かくも大きな問題を孕むものであった。

 そして今年は沖縄が「本土復帰」してから40年という年でもある。「本土復帰」後の沖縄は、日本の「国内植民地」とも言える状態でアメリカ・日本の戦略に組み込まれている。このことに規定された今日の基地問題、地位協定の問題など、解決されない大きな課題として私たちの前にある。

 今年の反「昭和の日」行動は、サンフランシスコ講和条約発効から60年の4月28日に、戦後の日本が通ってきた歴史的現実を踏まえながら、沖縄の現在や、私たちの目の前にある問題を考える講演集会を反安保実行委員会と共催で持ち、翌日29日には「昭和」の歴史(=ヒロヒトの戦争・戦後責任)に向きあい、発言し、行動する、28~29日の連続行動を予定している。多くのみなさんの参加と賛同、協力をよびかけたい。

植民地支配と日米安保を問う 4・29反「昭和の日」行動実行委員会 http://2012429.blogspot.jp/  

【呼びかけ団体】アジア連帯講座/アンポをつぶせ!ちょうちんデモの会/キリスト教事業所連帯合同労働組合/国連・憲法問題研究会/立川自衛隊監視テント村/反天皇制運動連絡会/「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会/靖国・天皇制問題情報センター/労働運動活動者評議会

20120402

どう取り組むか 被ばく労働問題  交流討論集会


どう取り組むか 被ばく労働問題  交流討論集会
日時●2012年4月22日(日)13時開場
場所●代々木八幡区民会館 集会場
   (小田急線代々木八幡・地下鉄代々木公園6分)
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_yoyogi8man.html
 
主催●被ばく労働を考えるネットワーク準備会
 

◆東電福島第一原発事故から1年。先の見えない事故収束作業、そして、まき散らされた放射能によって、原発労働だけでなく、さまざまな労働現場、生活の現場に関わる労働が、いまや被ばくを伴う労働となっています。

◆これまで、
それぞれの運動現場でさまざまな取り組みがありました。しかし、労働者の命と安全を守るための成果は勝ち取れていません。被災により、厳しい生活におかれた福島の人々が多く動員される除染作業の安全性についても疑問です。労働者のみならず、家族も含めた生活・労働の両面からの対応が必要です。

◆こうした状況にどう具体的に切り込んでいけるのか。
被ばく労働問題に関わっていこうとするさまざまな労働団体・市民グループ・個人が集まり、福島現地や労働現場の声に耳を傾け、そことつながり情報を共有しながら、今後の共同した取り組みを展望していくために、交流討論集会をもちます。多くの方の参加を訴えます。

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プログラム(予定)

 � 被曝労働をめぐる政策・規制と福島の収束作業
        ……報告:全国労働安全衛生センター連絡会議
 � 原発にとどまらない労働現場の被爆問題
        ……清掃労働、港湾労働、日雇労働の各現場から
 � 福島現地での取り組みから
        ……労働者、家族、地域の声・訴え
 � 討論(コメント:鎌田慧さん)

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被ばく労働を考えるネットワーク 集会呼びかけ人

(2012年3月現在)

岩下雅裕(立川自衛隊監視テント村)/宇都宮健児(
反貧困ネットワーク代表)/遠藤一郎(全労協脱原発プロジェクト)/鎌田慧(作家)/川本浩之(よこはまシティユニオン書記次長)/斉藤征二(原発下請労組「全日本運輸一般労働組合原子力発電所分会」元分会長)/斎藤竜太(医師、神奈川労災職業病センター理事長)/佐藤隆(ふくしま連帯ユニオン)/嶋橋美智子(『息子はなぜ白血病で死んだのか』著者)/新孝一(福島原発事故緊急会議被曝労働問題プロジェクト)/須田光照(全国一般東京東部労組)/中村光男(全国日雇労働組合協議会)/中村泰子(たんぽぽ舎)/なすび(山谷労働者福祉会館)/西野方庸(関西労働者安全センター)/樋口健二(写真家)/平井玄(福島原発事故緊急会議被曝労働問題プロジェクト)/平野敏夫(東京労働安全衛生センター代表理事)/藤田祐幸(長崎県立大学シーボルト校)/宗形修一(ふくしま連帯ユニオン)/山口素明(フリーター全般労働組合)/渡辺美紀子(原子力資料情報室)

20120401

竪川野宿者排除をやめろ! なかまを取り戻そう!4.13反弾圧集会

竪川野宿者排除をやめろ! 

なかまを取り戻そう!4.13反弾圧集会


2012年4月13日(金) 18:30~20:30
(コーヒー、軽食の提供を予定しています)
【第1部】現状報告(18時半開始)
救援会、弁護団、竪川から現状を報告します
<休憩>
【第2部】パネル討議(19時半開始 20時半終了)
討議テーマ:抗議への弾圧をどうはねかえすか
パネル:
大西一平さん(立川自衛隊監視テント村)
宮沢さん(学校事務職員労働組合神奈川(がくろう神奈川))
8.6原発やめろデモ弾圧への抗議弾圧当該
4.5釜ヶ崎大弾圧当該
呼びかけ:2.9竪川弾圧救援会


2012年4月13日(金) 18:30~20:30
東京・千駄ヶ谷区民会館(JR原宿駅から徒歩8分)

20120329

世界―日本のレイシズムの現在を考える ― 差別・排外主義にNO! 4・14講演会

生きる権利に国境はない!
私達の仲間に手を出すな!
~埼玉フィリピン人一家嫌がらせ事件から3年~

差別・排外主義にNO! 4・14講演会

世界―日本のレイシズムの現在を考える

2011年4月14日(土)
開場 午後1時
開始 午後1時半~4時半
南部労政会館JR大崎駅南改札口から徒歩5分)5会議室
第一部 講演会
南山大学准教授 森 千香子さん
第二部 >パネルディスカッション

20120327

2.9竪川弾圧救援会--勾留理由開示公判

ご参加を!3/29(木)15時半~ 勾留理由開示公判

3月29日(木)15時30分より、東京地裁427号法廷にて、2月9日の江東区役所での抗議行動で逮捕され、いまだ勾留されているA さんの勾留理由開示公判が開かれます。公判ではAさんと担当弁護士の陳述によって、裁判所に対し本件の不当な勾留理由を問いただし、一日も早い釈放を勝ち 取るための場となります。
2月29日に予定されていた勾留理由開示公判は、検察が提起した求令状起訴(*注)を裁判所が受理したことで公判そのものが潰えました。警察・検察が企てたシナリオによってAさんは起訴をされ、身柄はいま東京拘置所にあります。
Aさんはこの間、外部との接触を絶たれただけでなく、当然にも仕事で収入を得ることはできず、生活を破壊されました。これは長期勾留自体がひとつの制裁となるのではないでしょうか。
公判当日は事件から49日目にあたります。Aさんを励ますためにも多くの方のご参集・傍聴を呼びかけます。勾留理由開示公判にお集まりください。
*注‐求令状起訴…起訴前の勾留期間中に逮捕された容疑について一旦釈放手続きを執り、新たな容疑で求令状を裁判官に請求し、起訴をする事。本件では初めの器物損壊罪を釈放扱いとし、威力業妨害罪によって起訴をする事。
 

2.9 竪川弾圧救援会http://solfeb9.wordpress.com/

20120315

戦争と治安管理に反対するシンポジウムⅥ  「共謀罪」復活と「新しい捜査手法」導入に反対する

戦争と治安管理に反対するシンポジウムⅥ
「共謀罪」復活と「新しい捜査手法」導入に反対する

・2012年3月18日(日)13時~17時

・中野勤労福祉会館
・中野駅 南口 徒歩5分
・会場費 500円

■講演 春日 勉さん(神戸学院大准教授)

「新たな捜査手法が刑事手続きに与える影響について」
・コメンテーター 岡本洋一さん(関東学院大非常勤講師)
・現場からのリレートーク
■提起 池原 和毅さん(弁護士、医療観察法をなくす会)
「共謀罪・治安管理・福祉の行方」

平岡法相が更迭され、4度目の共謀罪法案国会上程をめぐる動きが、水面下で煮詰まっています。また今通常国会は、秘密保全法、共通番号制、暴力団対策法改悪など、新たな治安立法ラッシュです。

さらに2月23日、警察庁は、「捜査可視化=治安悪化」論にたち、盗聴法全面改悪やスパイ潜入などの「ダーティ捜査」を導入する最終報告書を提出しまし た。既に盗聴法「国会報告」では、警察が犯罪に無関係な盗聴を行っていることを露呈しています。「共謀罪新設」と「新たな捜査手法導入」は一体の攻撃で す。腐敗した警察・検察に新たな武器を渡すわけにはいきません。共に反撃に起ちあがりましょう。

「戦争と治安管理に反対するシンポジウムⅥ」実行委員会

20120308

3・18集会&デモ だからこそ、反戦を!

だからこそ、反戦を!』
-日米安保、沖縄、自衛隊、PKO、改憲、治安管理、
「防災」、武器輸出、核・原発 …

2012年3月18日(日)
13時開会、集会 16時デモ出発
新宿歴史博物館 (四ツ谷駅徒歩10分)

「戦争ではなく平和を、敵対ではなく協調を、抑圧ではなく自由を!」
だれもが求めてやまないこれらの価値は、いま深刻に、これまでになく深刻に蝕まれている。
銃口から「平和」がもたらされると考える人たちによって。
「敵」を作り出すために協調する人たちによって。
「自由」の名を借りた抑圧をうち立てる人たちによって。
どんな人たちか?
イラク、ソマリア、ハイチにつづいて、南スーダンにも自衛隊を送ろうとしている、
「安全保障」の名目で、沖縄の民意を踏みにじり、ますます高度な「基地の島」へと再編しようとしている、
侵略責任にほおかむりしながら、朝鮮への敵意と蔑視をいたずらに煽り「制裁」という名の戦争を進めている、
そのような人たちのことだ。

「人道介入」や「民主化」といった美名のもとにリビアに爆弾の雨を降らせた、
イランやシリアにたいしても同じような「介入」「制裁」に向けて足並みを揃えている、
「集団的自衛権」の名のもとに、ともに手を携えながら「世界の警察」のようにふるまっている、
そのような人たちのことだ。

そのような状況のなかで、「反戦」とは何か? 何であるべきか? あるいは、何であってはならないか?

イラク反戦から9年。この国の「反戦」はどうなっているか。
恒久海外派兵法、治安立法、緊急事態基本法、武器輸出三原則緩和、改憲を目指す憲法審査会への策動など、
留まることを知らない戦争加担・軍事化への動きを糾弾する声は、ますます小さくなりつつある。
こんな状態では、いま盛り上がっている「脱原発」も、日本の核開発政策という根本問題にまでは届きようもない。

現況がこのようなものであるからこそ、わたしたちは声高に反戦をさけぼう。
戦争で安全は作れない。 軍隊で平和は作れない。
だからこそ、反戦を!

<呼びかけ団体>(随時更新)
沖縄を踏みにじるな! 緊急アクション実行委員会
戦争に協力しない!させない!練馬アクション
立川自衛隊監視テント村
反安保実行委員会
反天皇制運動連絡会
有事立法-改悪阻止 反帝国際連帯 反戦闘争実行委員会

<問い合わせ>
沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会(新宿ど真ん中デモ)
 http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/

20120307

反天連機関紙 反天皇制運動モンスター26号(通巻332号)

2012年3月6日発行

  (宮) 
 
主張  右翼と警察の密通を許さない!(上平学)
 
貝原浩のあの時この時 Can you forgive them?(天野恵一)

状況批評 福島原発事故から一年・・・・・・運動バッシングについて(近藤和子)  
 
反天ジャーナル ・「当たり前~にびっくり」(戦闘的ゴジラ主義者)   ・「知る権利」が奪われる!情報隠しの「秘密保全法」(なかもりけいこ)   ・「東電撤退」拒否と民間事故調の怪(微笑女)
 
書評 「日の丸・君が代」強制反対ホットライン・大阪編『だれのための「教育基本条例」なんですか?』(梶川涼子)
 
 ネットワーク 連続講座「運動史から振り返る原発と原爆」にご参加を(山口響)
 
太田昌国の夢は夜ひらく 24 「3・11から一年、忘れ得ぬ言動―岡井隆と吉本隆明の場合(太田昌国)
 
 野次馬日誌  2月2日~3月1日
 
今月の暴言 ⑭
 
集会の真相 ・ 2・11反「紀元節」行動  ・2・15防衛省ど真ん中前デモ報告  ・2・25「日の丸・君が代」の強制を跳ね返す神奈川集会とデモ報告
 
天日誌/集会情報/神田川


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20120215

江東区・警視庁による竪川野宿支援者への弾圧にかんする救援会声明



2月9日、江東区役所内で、前日の竪川で強行された行政代執行への抗議行動が闘われ、その渦中で、支援者のAさんが不当にも逮捕されました。 新聞・テレビニュースなどでは、Aさんが区役所内のガラスを割り、器物損壊の現行犯で拘束され、逮捕されたと、単なる「暴力事件」のように報じられています。
しかし、今回の事態の全責任は江東区にあります。
当日の抗議行動は、前日の行政代執行の理不尽なやり方に抗議した正当な申し入れ行動でした。
江東区土木部・水辺と緑の課は、2月9日に現地で団交を行うと約束しておきながら、抜き打ち的に代執行を強行、大勢の区職員と警備員が、当事者および支援 者を暴力的に排除して、小屋を破壊するという暴挙に出たのです。さらに9日に予定されていた団交は直前になって拒否されました。
9日の江東区役所への抗議行動は、こうした経緯の中で緊急に呼びかけられたもので、だまし討ち的な代執行と団交拒否の釈明を求めるために土木部に赴きまし た。ところが多数の職員が立ちはだかり、面会を拒否した上に、「退去警告」を繰り返し、まるで「不法侵入者」を追い払うかのように暴力的に排除したので す。
さかのぼること1月27日には、竪川のテント村に、多数の区職員、警備員、警察官が押し寄せ、フェンスを張って通行禁止にするという暴挙にでました。この際も、抗議する当事者、支援者が引きずりだされるなど、暴行が加えられました。
話し合いを拒否し、恫喝と問答無用の暴力で、竪川の住人の生きる権利、生活拠点を一方的に奪う江東区こそが弾劾され処罰されるべきです。
逮捕されたAさんは、深川署に留置されましたが、その夜中に突然、原宿分室に移送されました。人権を無視した警察の対応に抗議したことでAさんは、何と 「保護室」(保護房)に叩き込まれました。保護房でのAさんの生活は、枕もふとんも与えられず、トイレはむき出し、食事も手づかみ、蛍光灯が24時間つい ていて満足に眠れない、洗面、歯磨き、ペンの使用も認められない、本や新聞の差し入れもだめ、さらには、ひげ剃りや喫煙、体操さえもできないという、非人 道的な状況を強制されています。
「保護」どころか、拷問以外の何ものでもない、深川署および原宿分室の不当な処遇はただちにやめさせなければなりません。そして、Aさんを一日も早く取り戻すために、救援を呼びかけます。

江東区土木部への抗議を! Aさんを保護房に閉じ込め不当な処遇を続ける原宿署、取り調べを担当する深川署への抗議を集中してください。
救援カンパをお願いします。


2012年2月14日 2.9 竪川弾圧救援会 http://solfeb9.wordpress.com/

【カンパ振込先】
ゆうちょ銀行
振替口座 00140‐2-750198 口座名称:ミンナノキュー
※ 通信欄に「2.9竪川」とご記入ください

他銀行からの振込の場合: 019(ゼロイチキュウ)店 当座 0750198
※銀行振込の場合、振替用紙のように通信欄がないためメッセージが添付できません。メールアドレス:solfeb9(アットマーク)gmail.com の方へ入金次第を連絡していただければと思います。


【抗議先】
江東区・土木部 水辺と緑の課
電話: 03-3647-2538
FAX: 03-3647-9287

深川署
電話: 03-3641-0110(代表)

原宿署
電話:03-3408-0110(代表)

20120209

反天皇制運動 モンスター25号(通巻331号)

反天連機関紙 モンスター25号2012年2月7日発行


目次
扉★
主張★今年も抵抗の声をあげるぞ! 2・11行動へ!
動物(あにまる)談義★"金正日Xデー"の巻
状況批評★石油と国連常任理事国入りと「対テロ戦争」のための自衛隊スーダン派兵に反対しよう
反天ジャーナル★・「そんなに多いわけじゃない」!?


            ・ 生きてるうちが花なのか
            ・「福島からあなたへ
太田昌国の夢は夜ひらく23★「敵」なくして存在できない右派雑誌とはいえ・・・・・・
皇室情報の解読★ 〈3・11〉災後一年の状況下で宣言された〈廃太子〉行動のゆくえ

声明★国家による死者の纂奪を許すな! 天皇出席の3・11「東日本大震災追悼式」に反対する

書評★武藤一羊著『潜在的核保有と戦後国家』

     山本義隆著『福島の原発事故をめぐって』

ネットワーク★「原発? No, thank you!」ヨルダンの国会議員・弁護士は訴える報告

 【野次馬日誌】★1月5日~2月1日
【今月の暴言】★
【集会の真相】★・『首相官邸ど真ん前デモ』及び首相官邸申し入れ行動報告
・自衛隊の南スーダン派兵を許すな
反天日誌/集会情報/神田川★

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20120205

【反天連声明】 国家による死者の簒奪を許すな! 天皇出席の3.11「東日本大震災追悼式」に 反対する


国家による死者の簒奪を許すな!
天皇出席の3.11「東日本大震災追悼式」に
反対する

2012年2月1日
反天皇制運動連絡会

1月20日、政府は「東日本大震災1周年追悼式」を開催することを閣議決定し、内閣府に「追悼式準備室」を設置した。報道によれば、「追悼式」の会 場は東京都の国立劇場で、1500名の規模。「地震発生時刻の午後2時46分に1分間の黙祷をささげる」「実行委員長を務める野田佳彦首相の式辞や、天皇 陛下のお言葉、岩手、宮城、福島3県から招く遺族代表のあいさつなどを予定している」という。


1年前のこの日、筆舌に尽くしがたい惨事が東北を中心とする人びとを襲った。それまでの生活は一瞬にして破壊され、たくさんの命が失われた。それを 目の当たりにした人びとにとって、また、そういった人びとに直接繋がる人びとにとって、この日が特別の意味をもつことは当然であり、失われた命に思いを寄 せ、その死を悼むことはあたりまえの感情である。だが、国家が「追悼式」において果そうとしていることは、国家がそういった人びとの感情をすくい取り、さ まざまな人の持つ多様な思いを、ある種の政治方向へと集約していくことにほかならない。だからこそ私たちは、国家による「追悼式」をけっして許すことはで きない。


野田首相は、1月24日の施政方針演説で次のように述べている。「大震災の発災から1年を迎える、来る3月11日には、政府主催で追悼式を執り行い ます。犠牲者のみ霊に対する最大の供養は、被災地が一日も早く復興を果たすことに他なりません。……東日本各地の被災地の苦難の日々に寄り添いながら、全 ての日本人が力を合わせて、『復興を通じた日本再生』という歴史の一ページを共に作り上げていこうではありませんか」。


「犠牲者のみ霊に対する最大の供養」が「復興」であるという。これは、例年、8月15日に天皇出席のもとで行なわれる「全国戦没者追悼式」におけ る、国家による死者の「追悼」の論理とそっくりである。私たちは、毎年、「全国戦没者追悼式」への反対行動に取り組んでいるが、それは、戦争の死者を生み 出した責任の主体に他ならぬ日本国家が、その死者を「戦後日本の繁栄」をもたらした存在として顕彰することによって意味づける儀式であるからだ。そこに決 定的に欠落しているのは、その死をもたらした戦争に対する反省の意識である。国家がなすべきことは、戦争の死者を褒め称えることではない。被害者(戦場に 駆り出された兵士たち、空襲や原爆投下などによるおびただしい死者、そして日本の植民地支配と侵略戦争によって生み出された他民族の被害当事者と遺族た ち)にたいして責任を認めて、謝罪と補償(恩給などというものではなく!)を行うことである。


この8.15と同様の政治が、3.11においても起動されようとしている。そして8.15において隠蔽されるものが国家の戦争責任であるとすれば、3.11において隠蔽されるものは国家の「原発責任」とでも言うべきものである。


野田の演説において、地震・津波災害と原発事故災害とは、たんに並列されているだけである。地震・津波の被害をあれほどに拡大させてしまった責任は 国にもあるはずだが、それ自体は「自然災害」ではあろう。しかし、それによって起こされた原発事故は100%の人災である。国家的なプロジェクトとして原 発を推進し続けた国に、事故の根本的な責任があることは明白である。自然災害はおさまれば確かに暮らしは再建され「復興」に向かうはずだ。しかし、現在進 行形の原発事故は、決して旧に復することのできない深い傷を、日々刻み続けている。原発政策をそのままにした「復興」などありえない。野田もこの演説で 「元に戻すのではなく、新しい日本を作り出すという挑戦」が「今を生きる日本人の歴史的な使命」であるなどと述べている。だがそれは、「自然災害に強い持 続可能な国づくり・地域づくりを実現するため、災害対策全般を見直し、抜本的に強化」することであり、「原発事故の原因を徹底的に究明し、その教訓を踏ま えた新たな原子力安全行政を確立」することでしかない。こんなことは、従来の原発推進路線においてすら、タテマエとしては掲げられてきたことではないの か。


このふたつの災害を切り離して前者のみを語ることは、その責任を負っている国家にとっては、決して許されることではないはずだ。「追悼式」におい て、死者の死はもっぱら今後の「復興」にのみ結びつけて語られ、いまなお原発事故の被害を受け続けている人びとをも含めて、被災一般・苦難一般へと問題は 解消され、それを乗り越えて「復興に向けて頑張ろう」というメッセージへと「国民的」な動員が果たされる。野田の演説にも見られる「全ての日本人」「日本 再生」といった言葉は、多数の被災した在日外国人を排除するだけではない。被災者のおかれているさまざまな苦難の差異を消し去り、あやしげな「共同性」に 囲い込み、挙国一致で頑張ろうと忍耐を求める国家の論理なのだ。


さらに、国家によって「追悼」されるのは、個々の固有の名を持つ死者ではありえない。儀礼的な空間の中で、具体的な個々の死者は、集合的に追悼され るべき単一の死者=「犠牲者」なるものに統合されてしまう。その抽象的な死者に対して、国家のタクトにしたがって、「国民的」行事として一斉黙祷がなされ る。それはあくまで、儀式を主宰する国家の政治目的のための「追悼」なのだ。それはそのとき、さまざまな場所で、自らの思いにおいて個別の死者を悼んでい るだろうすべての人びとの行為をも、否応なく国家行事の側に呑み込み、その一部としてしまう。それが、国家による死者の簒奪でなくて何であろうか。


この儀式において、天皇の「おことば」は中心的な位置を占めるだろう。天皇は、昨年の震災直後にビデオメッセージを発し、また、被災地を慰問して 回った。そこで天皇が果した役割は、被災者の苦難にたいして、その悲しみや怒りを、「慰撫」し「沈静化」させることであった。そのパフォーマンスは、マス コミなどで「ありがたく、おやさしい」ものとして宣伝され続けた。しかし、天皇とは憲法で規定された国家を象徴する機関である。そのような存在として天皇 は、震災と原発事故が露出させた戦後日本国家の責任を隠蔽し、再び旧来の秩序へと回帰させていく役割を、精力的に担ったのだ。それこそが天皇の「任務」な のであり、3.11の「追悼式」において天皇が果すのも、そのような役割であるはずだ。


国家がなさねばならないことは別にある。震災と原発事故の被災者の生存権を守り、被害に対する補償や支援をし、さらには被害の一層の拡大を防止する ためにあらゆる手立てが尽くされなければならない。そして、これまでの成長優先社会の価値観からの転換がなされなければならない。しかし、政府が行おうと している方向性は逆だ。原発問題一つとっても、老朽原発の寿命の延長を可能にし、インチキな「ストレステスト」を強行して無理やり再稼働に進もうとしてい るではないか。それは、「復興」されようとしている社会が3.11以前と同じ社会であること、そこにおいて利益を享受していた者たちの社会であることを物 語ってしまっている。この点で私たちは、国家による「追悼式」への抗議の声を、3.11というこの日においてこそ、反原発という課題に合流させていかなけ ればならない。

 http://hanten-2.blogspot.com/

20120122

弾圧に反対し人権を守る情報センター発足

弾圧に反対し人権を守る情報センター発足のお知らせ

 

日本の街頭デモは普段から警察に強く規制され、不当逮捕が繰り返されます。特に2011 年3月11日以降の反原発デモではあまりにもひどい不当逮捕が連発されました。逮捕・勾留されてからも様々な被害を受け、それは一向におさまりません。ま た労働組合や野宿生活者にも弾圧や排除は激しさを増し、職務質問など警察組織の横暴も増えるばかりです。こうした現状を変えるために、これまで弾圧を経験 してきた様々な社会運動に関わる団体や個人が集まり、情報センターを結成することにしました。
社会運動で不当逮捕された際には、主催者や関係者による救援活動が組まれます。しかし救援活動は大変で、カンパ呼びかけなどの支援要請が追いつかな いことも多いです。しかも自分の人権を守るための情報が少なく、「逮捕された方が悪い」という偏見が横行する社会です。そこで私たちは、普段から弾圧の不 当性やどうやって自分たちの人権を守っていくかについての情報発信をしていきます。またデモや街頭行動の主催者と連携しながら、弾圧を防ぐための事前対策 も考えていきたいと思います。そしてこうした問題に関心を持つ多くの人や、弾圧経験者の幅広いネットワークを形成していきます。
デモを始めとした全ての表現の自由を取り戻しましょう。警察の横暴をやめさせましょう。私たちの人権を守りましょう。そしてこの社会を変えていきましょう。

2011年12月20日 弾圧に反対し人権を守る情報センター
ウェブサイト:http://handanatsu.tumblr.com/
連絡先:東京都港区新橋2-8-16 石田ビル5階 救援連絡センター気付け

参加団体/個人(12月20日現在)
麻生邸リアリティツアー国家賠償請求訴訟団
救援連絡センター

20120120

野宿者強制排除と襲撃を許さない江東デモ

●野宿者強制排除と襲撃を許さない江東デモにご参集ください。
・2012年1月22日(日)11時~
・江東区文泉公園(亀戸駅徒歩5分、江東区亀戸2丁目4-13、http://g.co/maps/z2qy8))集合
・集会後、亀戸一周デモを行います。


6年以上にわたり、公園改修工事計画について、野宿する人々と区との間で話し合いが行われてきた江東区竪川河川敷公園で、野宿の小屋を強制的に排除する 手続きがはじまっています。「追い出しは行わない」と繰り返し言ってきた江東区水辺と緑の課ですが、昨年秋から話し合いの道を放棄し暴力的な追い出し路線 へシフト。ガードマンを巡回させ公園から野宿者を叩き出し、また野宿の仲間に対し課長自ら警察を背景にやくざ顔負けの脅しをかけるなど、なりふり構わぬ排 除を行っています。
そして年末の12月22日、「弁明機会付与通知」を野宿する16件の仲間の小屋に配り、強制排除への手続きが開始されました。1月12日には仲間たちの 弁明書と多くの方々からの抗議の声を無視し、除却命令が出されました。除却期限は1月18日午後5時までとされています。江東区は行政代執行へ向け、さら に一歩コマを進めたことになります。

江東区内では、行政の野宿者排除と呼応するように、少年らによる野宿者襲撃が多発しています。12月11日には、大島小松川公園で野宿する男性が深夜、 小中学生により暴行を受け、肋骨を折る重傷を負う事件が起きました。11月には野宿する仲間の小屋が少年3人組により放火され全焼しています。このような 深刻な事態にもかかわらず、区の水辺と緑の課は区民からの問い合わせに対し「工事により公園の野宿者をゼロにする」ことが区の責務であると回答し、教育委 員会は「警察からの連絡がなければ、襲撃を事実と認めることはできない」と言明しています。これでは、区自らが野宿者襲撃を煽っているようなものです。こ の上、江東区による行政代執行(野宿者の強制排除)が現実のものとなれば、野宿者に対する暴力行使に、行政がお手本を示すことになります。私たちは、 2006年に墨田区で香取さんという野宿の仲間を虐殺した高校生のことば:「ホームレスなら殺してもいいと思った」を忘れることはできません。このような ことを絶対に繰り返させてはなりません。

野宿の仲間たちを厳寒の路上に叩き出し、人々が生きる手段を強制的に奪う行政代執行をさせないために、そして野宿者への襲撃を決して許さないという意思を江東区役所に示すために、1月22日のデモへの多くの皆様の力の結集を呼びかけます。


20120111

反天皇制運動 モンスター24号

反天連機関紙 モンスター24号 (通巻330号) 
2012年1月10日発行

目次

扉★
主張★ 怒りを忘れずに、そして今年も
貝原浩のあの時この時★ 殿下、ちょっと痩せられたのでは?
状況批評★ 政治・社会の危機を見据え、共同の抵抗を広げよう―2012年の攻防 ・反安保実
反天ジャーナル★ ・正常性バイアス
            ・ 「今年は良い年に」?
            ・「反核」異論と脱原発「異論」
紹介★ 反天皇制運動連絡会編『天皇の被災地「巡幸」』
 ネットワーク★ 地下大学で会いましょう
太田昌国の夢は夜ひらく22★  『方丈記』からベン・シャーンまで?? この時代を生き抜く力の支え(太田昌国) 
野次馬日誌★ 12月1日~1月4日
今月の暴言★ ⑫ 
集会の真相★・ 「全国から電力会社・経産省を包囲しよう! 再稼働反対12・11デモ」報告
         ・12・14韓国水曜デモ1000回アクション
         ・間違っていたと気づかされてもやり直せていない私たち―12・16北村小夜さんのお話「戦後をやり直したい」
         ・反天連集会「原発ファシズム・天皇制」
反天日誌/集会情報/神田川
 
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