6月11日の渋谷区による3か所(美竹公園、区役所地下駐車場、区役所前公衆トイレ)一斉野宿者排除に抗議の声を!
6月18日(月)
12時 渋谷区役所前情宣行動 区役所時計台集合
13時 渋谷区議会傍聴行動 区役所前時計台集合
17時半 渋谷区抗議行動 区役所前時計台集合
6月11日、早朝6時半、突然、渋谷区立美竹公園で工事が始まりました。美竹公園には、昨年11月の児童会館の耐震工事の口実で完全封鎖され、寝場所を 失った野宿者を含めた十数軒の野宿者の小屋・テントがあり、そこで眠っていた野宿者たちは、工事の音で目覚め、工事を知らされ、その後朝8時前には、公園 は完全封鎖され、警備員に囲まれてしまいました。この突然の工事は、渋谷区による一時避難場所整備工事(工事期間9月28日まで)という名目ですが、そこ に住居を持つ野宿者たちに対して、また、この場所で、毎週土曜日14年間にわたって、野宿者の共同炊事を行っていたのじれんに対して、事前の知らせは全く ありませんでした。現在、公園内の小屋・テントの取り壊しは行われておらず、住民は設置されたゲートから警備員の許可による出入り(顔写真と名前の入った ファイルを区が作成し出入りを監視←明らかに肖像権の侵害・人権侵害)は可能ですが、公園課は彼らに対して1週間をめどに出ていくようにお願いするとのこ とです(また、一時公園全体が完全封鎖されましたが、午後から公園内のトイレは使用可能に戻りました)。
さらに、同日(6月11日)午前中に、毎晩20名から30名の野宿者が寝ている渋谷区役所地下駐車場においても工事名目で、完全封鎖が行われてしまいまし た。これも、美竹公園同様、常時寝場所として使っている野宿者たち、そこで毎週金曜日に、炊出しをやっていた聖公会野宿者支援活動・渋谷、およびのじれん に対して、事前の知らせは全くありませんでした。それどころか、事前の問い合わせに対しては、駐車場を閉鎖する予定はないと渋谷区側は答えていました。こ ちらの方は、11日の夜から多くの野宿者が地下駐車場に入ることができず、寝場所を失ってしまいました(なお、渋谷区役所前のトイレ(「区役所前トイレ診 断士の厠堂」)前も数人の野宿者が寝場所にしていましたが、時を同じく6月11日からの改修工事のため追い出されました)
この同時に行なわれた渋谷区の暴挙は、野宿者の寝場所、居場所、飯の場所を大量に一挙に奪うもので、野宿者の生存を脅かし、人の命を奪いかねないもので決 して許すことはできません。また、この渋谷区の暴挙は、最近の「渋谷ヒカリエ」の開業などで加速してきている渋谷の再開発の流れの中で、渋谷区によって意 図的に行なわれたとしか思えません。人の命を代償とするような再開発は決して許されるものではなく、渋谷区のそのような姿勢に対して、多くの市民の方々に 抗議の声をあげていただければと訴えます。また、今回追い出された野宿者、追い出されつつある野宿者の命を守る取り組みへの支援をよろしくお願いいたしま す。
【抗議先】:渋谷区長
電話:03-3463-1211(渋谷区代表)
03-3463-1290(渋谷区広報課)
ファックス:03-5458-4900
メール:kocho@city.shibuya.tokyo.jp
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【連絡先】渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合(のじれん)
住所:〒150-0011東京都渋谷区東1-27-8-202
【支援カンパ送り先】
郵便振替: 00160-1-33429
「のじれん」