には、昨年11月の児童会館の耐震工事の口実で完全封鎖され、 寝場所を失った野宿
者を含めた十数軒の野宿者の小屋・テントがあり、 そこで眠っていた野宿者たちは、
工事の音で目覚め、工事を知らされ、その後朝8時前には、 公園は完全封鎖され、警
備員に囲まれてしまいました。この突然の工事は、 渋谷区による一時避難場所整備工
事(工事期間9月28日まで)という名目ですが、 そこに住居を持つ野宿者たちに対し
て、また、この場所で、毎週土曜日14年間にわたって、 野宿者の共同炊事を行って
いたのじれんに対して、事前の知らせは全くありませんでした。 現在、公園内の小
屋・テントの取り壊しは行われておらず、 住民は設置されたゲートから警備員の許可
による出入りは可能ですが、 公園課は彼らに対して1週間をめどに出ていくようにお
願いするとのことです(また、 一時公園全体が完全封鎖されましたが、午後から公園
内のトイレは使用可能に戻りました)。 さらに、同日(6月11日)午前中に、 毎晩20名から30名の野宿者が寝ている渋
谷区役所地下駐車場においても工事名目で、 完全封鎖が行われてしまいました。これ
も、美竹公園同様、常時寝場所として使っている野宿者たち、 そこで毎週金曜日に、
炊出しをやっていた聖公会野宿者支援活動・渋谷、 およびのじれんに対して、事前の
知らせは全くありませんでした。それどころか、 事前の問い合わせに対しては、駐車
場を閉鎖する予定はないと渋谷区側は答えていました。 こちらの方は、11日の夜か
ら多くの野宿者が地下駐車場に入ることができず、 寝場所を失ってしまいました(な
お、渋谷区役所前のトイレ(「区役所前トイレ診断士の厠堂」) 前も数人の野宿者が
寝場所にしていましたが、 時を同じく6月11日からの改修工事のため追い出されました)
この同時に行なわれた渋谷区の暴挙は、野宿者の寝場所、居場所、 飯の場所を大量に
一挙に奪うもので、野宿者の生存を脅かし、 人の命を奪いかねないもので決して許す
ことはできません。また、この渋谷区の暴挙は、最近の「 渋谷ヒカリエ」の開業など
で加速してきている渋谷の再開発の流れの中で、 渋谷区によって意図的に行なわれた
としか思えません。 人の命を代償とするような再開発は決して許されるものではな
く、渋谷区のそのような姿勢に対して、 多くの市民の方々に抗議の声をあげていただ
ければと訴えます。また、今回追い出された野宿者、 追い出されつつある野宿者の命
を守る取り組みへの支援をよろしくお願いいたします。
2012年6月12日
者を含めた十数軒の野宿者の小屋・テントがあり、
工事の音で目覚め、工事を知らされ、その後朝8時前には、
備員に囲まれてしまいました。この突然の工事は、
事(工事期間9月28日まで)という名目ですが、
て、また、この場所で、毎週土曜日14年間にわたって、
いたのじれんに対して、事前の知らせは全くありませんでした。
屋・テントの取り壊しは行われておらず、
による出入りは可能ですが、
願いするとのことです(また、
内のトイレは使用可能に戻りました)。 さらに、同日(6月11日)午前中に、
谷区役所地下駐車場においても工事名目で、
も、美竹公園同様、常時寝場所として使っている野宿者たち、
炊出しをやっていた聖公会野宿者支援活動・渋谷、
知らせは全くありませんでした。それどころか、
場を閉鎖する予定はないと渋谷区側は答えていました。
ら多くの野宿者が地下駐車場に入ることができず、
お、渋谷区役所前のトイレ(「区役所前トイレ診断士の厠堂」)
寝場所にしていましたが、
一挙に奪うもので、野宿者の生存を脅かし、
ことはできません。また、この渋谷区の暴挙は、最近の「
で加速してきている渋谷の再開発の流れの中で、
としか思えません。
く、渋谷区のそのような姿勢に対して、
ければと訴えます。また、今回追い出された野宿者、
を守る取り組みへの支援をよろしくお願いいたします。
2012年6月12日
渋谷区野宿者有志
渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合(のじれん)
聖公会野宿者支援活動・渋谷
【抗議先】:渋谷区長
電話:03-3463-1211(渋谷区代表)
03-3463-1290(渋谷区広報課)
03-3463-2879(渋谷区公園課)←
ファックス:03-5458-4900
メール:kocho@city.shibuya.tokyo.