20110810

【緊急学習講演会】 原発労働者の労働運動−経験と課題

今、被曝労働者と繋がり、命の使い捨てを許さない闘いを開始しよう!


講演 ■ 斉藤征二さん
(元・原発下請労組
分会長)「全日本運輸一般労働組合原子力発電所分会」

日時 ■ 2011年8月27日(土) 午後6時より


場所 ■ ユニオン運動センター会議室 http://www.union-umc.or.jp/
東京都渋谷区代々木4-29-4 西新宿ミノシマビル2F

京王新線・初台駅東口徒歩3分 ☎03-3373-0180(フリーター全般労働組合)



 原発における労働は、被曝を前提とした非人間的労働である。特に重層的下請構造のもとで、下請・孫請け・ひ孫請けの労働者は、究極の使い捨て労働者だ。

  しかしかつて、日本の労働運動史において一度だけ、原発の下請労働者の労働組合が存在した。1981年に敦賀原発で結成された「全日本運輸一般労働組合原 子力発電所分会」である。同分会は、事業者・日本原電と元請け・関電興業に対し、雇用保障、保険加入、ピンハネ禁止、安全対策など、様々な労働条件の改善 を要求し、闘いを展開した。

  今、福島第一原発での収束作業は、緊急事態を口実に、労働者の安全を二の次にした危険な環境で進められている。海江田経産大臣は、線量計を付けずに作業に 当たる労働者は日本人の誇りであるとの発言をした。労働運動に取り組む労組・労働団体は、今こそ被曝労働者と連帯し、ともに闘うことが求められているので はないだろうか。

 かつての原発分会がどのような運動を行い、どのような成果を得て、また、どのような問題があったのか。闘いの経験と課題を聞き、今開始すべき私たちの取り組みを構想したい。
主催■全国日雇労働組合協議会(日雇全協)、フリーター全般労働組合、
    福島原発事故緊急会議被曝労働問題プロジェクト
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