生きる権利に国境はない!私達の仲間に手を出すな!
差別・排外主義にNO!12・9講演会
日本―世界のヘイトクライムの現在を考える
~京都朝鮮第一初級学校襲撃事件から2年
ヘイトクライムは社会を壊す~
日本―世界のヘイトクライムの現在を考える
~京都朝鮮第一初級学校襲撃事件から2年
ヘイトクライムは社会を壊す~
■豊島区民センター(池袋駅東口徒歩5分)
第3会議室 開場 午後6時30分
午後7時~9時
■報告 関西水曜デモ現地から
日本軍「慰安婦」問題関西ネットワーク
■講師 東京造形大学教授
前田 朗さん
演題 「ヘイトクライム規制は世界の常識」
※ 講演会の後 交流会も予定しています!!
第3会議室 開場 午後6時30分
午後7時~9時
■報告 関西水曜デモ現地から
日本軍「慰安婦」問題関西ネットワーク
■講師 東京造形大学教授
前田 朗さん
演題 「ヘイトクライム規制は世界の常識」
※ 講演会の後 交流会も予定しています!!
2009 年12月4日白昼、授業中の京都朝鮮第一初級学校が『行動 する保守』を自称する『在特会』等の市民グループに襲撃されました。この事件は生徒、保護者、教職員、地域住民の心に深い傷を残しました。このような行為 は、日本軍元慰安婦の女性達、被爆者、被差別部落の住人、ニューカマー、反原発をはじめとする社会運動、さらには地方議会、地方行政府に対して今も執拗に 繰り返されています。
本 年10月28日、大阪高裁で言い渡された京都事件の控訴審(刑事)判決は、被告の控訴を棄却しました。その理由の中で裁判長は「…本件街宣は抗議行動とし て許容されない態様のものであり…、平日の昼間学校に向かって拡声器を用いての本件街宣は(表現の自由を保障する)憲法21条との関係でも許容されな い…」と彼らの蛮行を厳しく断罪しました。
しかし一方で市民の間には「表現の自由を守るためには、人種差別禁止法やヘイトクライム※法については慎重な対応が必要ではないか」との意見も少なくありません。
私たちは社会的少数者に対し街頭やネット空間で執拗に繰り返され、当事者などに対し実行される蛮行を社会的に包囲する取組みを広げる為にも、この議論を回避せず、「ヘイトクライム」に関する最新の研究や各国の政策を紹介して、議論を深める機会が必要だと考えました。
今回私たちは日本の「ヘイトクライム法」研究の第一人者で、内外各地で精力的に発言、活動されている東京造形大学教授の前田朗さんを講師にお招きして講演会を開催します。
私 たちは過去に何度も歴史的過ちを経験しました。一つは戦争、もう一つは差別・排外主義です。関東大震災の時にも流言飛語が流され、日本人が多くの朝鮮人を 虐殺しました。過去の過ちを乗り越えて、未来を切り開くためにも、真摯に意見を交わすことが今こそ求められているのではないでしょうか。
1人でも多くの皆さんの参加を心よりお待ちしています。
※ 特定の社会的に同一とみなされる集団に属している事を理由に行われる犯罪行為
主に人種・民族・国民的な差異を理由とし、更に性別や年齢、障害などを理由とする差別とその扇動行為をヘイトクライムといいます。