20111102

11月3日★11・3「持たざる者」の国際連帯行動

 11・3「持たざる者」の国際連帯行動へ!


東日本大震災、福島第1原発事故から7カ月以上を経て、いまなお多くの被災者の権利が踏みにじられ、怒りの声が封殺されています。しかし、原発こそが最大の生存の脅威だと、反原発、脱原発のうねりは津々浦々に拡がっています。

私 たちは、2003年、フランスNO-VOX(持たざる者、声なき者)の呼びかけにこたえ、東京で「持たざる者」の国際連帯行動を立ち上げ、以来、戦争と新 自由主義グローバリズムの暴力にNO!社会的排除に抗して公正・平等な社会へ!世界中の持たざる者と国境を越えて連帯しよう! と新たな社会運動を目指し て摸索してきました。2010年3月には、東京を中心にNO-VOX国際連帯フォーラムを開催、今年2月には、セネガルで行われた世界社会フォーラムへ、 NO-VOXとして参加しました。

年頭のチュニジア、エジプトから、昨今のアメリカ「ウォール街占拠」まで全世界に拡がる「持たざる者」の怒り、抵抗、反乱は着実に新たな時代の夜明けを告げています。
10月15日は、世界91カ国、1800カ所以上で、反格差、反金融資本などを掲げた「怒れる者たち」の世界同時アクションー街頭・広場占拠が呼びかけられ、東京でも、「怒れる者たち」の国際連帯行動実行委を立ち上げ、新宿で300人のデモを勝ち取りました。

私 たちは、毎年11・3に集会・デモを行ってきましたが、今年は、この社会を根本から変革する世界的な民衆の闘いと結ぶ、大きなステップにしようと考えてい ます。恵比寿公園から渋谷へのデモを前半に、夕方からの屋内集会では、「原発震災下の<生存権>を問う」をメインテーマに、パレスチナ、フランス、福島報 告、国際連帯、反原発、貧困、占拠、など、「街路から世界を変える」展望をつかむディスカッションを準備しています。

この課題、運動を通じて出会い、行動し、論議し、志を共有してきた方々、またこれから出会うであろう方々とともに11・3を実りあるものにしたいと考えています。多くのご参加を!


2011年11月3日(木曜)
屋外集会・デモ 13時半~ 渋谷区恵比寿公園 

(15時~渋谷へデモ)
屋内集会 17時半~スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2の6の2ダイナミックビル)


11・3「持たざる者」の国際連帯行動 討論集会
原発震災下の<生存権>を問う
ー国境を越える連帯の展望と新しい社会運動に向けて○報告・パネラー
「被災地支援から 仙台ー福島ー山谷を結んで~」 中村光男(山谷争議団)
「フランスの<反原発>~原発労働者の状況」 稲葉奈々子(茨城大学社会学)
「パレスチナの現状~訪問報告」 原 隆(JAPAC)
○問題提起
 園 良太 「行動するなかから見えてきたもの…世界社会フォーラム in セネ
ガル~東電前アクション~弾圧~怒れる者たちの世界同時行動」
○パネラーと会場を結び、ディスカッション

「持たざる者」の国際連帯行動実行委員会