20110411

サンフランシスコ講和条約・日米安保調印から60年 植民地主義の歴史と現在を問う 4・28,4・29連続行動

4・28〈サ条約・安保60年〉討論集会
――「地震と原発」問題もともに論じよう
  領土問題が浮上するたびに日本政府は、そこは「日本固有の領土であり、主権侵害は許されない」と叫び、野党がさらに全マスコミがそれに唱和する。〈領土ナショナリズム〉は、そのように「挙国一致」で組織され続けている。
 1951年9月4日にサンフランシスコ講和会議が開催され、このインド・ビルマが参加を拒否し、中国は招待もされなかった会議をふまえ、9月8日に49か国の対日講和条約は調印された(ソ連・チェコ・ポーランドは調印せず)。この日、同時に「日米安全保障条約」も調印された。
 こうして占領後に生まれた「サンフランシスコ体制」がつくられた日本は「独立」したことになっている。実は、この米ソ冷戦激化の状況下のアメリカ帝国の利害に基づいたこの「体制」にこそ領土問題、そして沖縄基地問題の〈起源〉がうまっている。
 私たちは〈領土ナショナリズム〉と対決しぬくためには、この〈起源〉の問題を歴史的に掘りだしてみる作業を、今こそ試みなければならないと思いたち、4・28に討論会を開催する。
 一人でも多くの参加を!
 
 ◆日時◆ 2011年4月28日(木)18:00(開場) 18:30(開始)


 ◆場所◆ ピープルズ・プラン研究所(地下鉄江戸川橋駅徒歩7分)


 ◆資料代◆ 100円

 ◆主催◆ 反安保実行委員会
 http://www.jca.apc.org/hananpojitsu/