20120803

排外主義と天皇制を問う 8.15反「靖国」行動

 排外主義と天皇制を問う 8.15反「靖国」行動


●2012年8月15日(水)/13:10開場、13:30開始 16:15~デモ出発
●場所:在日本韓国YMCA・9階ホール(JR水道橋駅徒歩6分、御茶ノ水駅徒歩9分、地下鉄神保町駅徒歩7分)

 
●お話:山田昭次さん(歴史研究者、著書『植民地支配・戦争・戦後の責任━挑戦・中国への視点の模索』創史社)



 
 民主党政権は、なりふりかまわぬ原発再稼働へと進み、社会保障の切り捨て・消費税増税、国民共通番号制、普天間基地の辺野古「移設」の再確認、「中国脅威論」を口実とした日米共同作戦体制の強化などを進めていこうとしている。

 このような政治状況は、改憲問題をふたたび表面化せざるをえない。 今年の憲法記念日を前に、自民党やみんなの党、たちあがれ日本があいついで改憲案を提出した。いずれも天皇元首化、「国旗・国歌」の明確化、首相に権限を集中する緊急事態対処などをうたったものだ。


 こうした国家主義的な改憲案にある中心的な思想が、「国民主権の縮小と立憲主義の否定」であることは間違いない。そして、それらは、現代日本の政治・経済・社会の場面全てを覆う閉塞感を打破するものとし て打ち上げられているのだ。


 こうした政治的なムードのなかで、右翼・排外主義者が力を得る状況が目だっている。この間浮上していることだけでも、石原都知事呼びかけによる尖閣購入 問題、八重山「つくる会教科書」採択問題、那覇市の「第32軍司令部壕」説明板からの「慰安婦」削除問題、北海道小中学校の「アイヌ副読本」記述改ざん、 韓国人写真家による元「慰安婦」写真展の中止などあいついだ。日本政府による、ソウルやアメリカの「慰安婦の碑」撤去要請は、一方で軍事協力を拡大させて いる李明博政権との関係にさえ、影響を与えている。


 これら一連の事態が明らかにしているのは、近代日本の侵略・植民地支配の歴史が生み出したさまざまな問題について、事実を否定し、是非を転倒させていく 歴史修正主義の潮流が、この社会のメインストリームに定着させられてしまったという事実である。自民党が今国会に提出を目論んでいるという「国旗損壊罪」 も、そうした風潮に乗っていることは間違いない。


 それは、決して一部右派政治家・排外主義者たちだけのものではない。すでに、この社会における根強い基盤とさえいえる状況だ。そしてそれは、現実政治・ 社会に対する「うっぷんばらし」としての石原や橋下のポピュリズムに対する支持とも連動しているだろう。私たちの反天皇制運動の課題とは、そのような基盤 を解体していくことに他ならない。


 こうした状況のなかで、日本の戦争責任・植民地支配責任の追及、そして反天皇制の声を挙げていくことへのバッシングは、年々厳しいものとなっている。集 会の会場に対する右翼の嫌がらせは、会場管理者に対 して集会使用への 忌避感を募らせる。右翼による暴力的なデモへの破壊と、それを利用した権力の介入も深刻さを増している。暴力によるデモ破壊を公言し続けている在特会は、 靖国周辺での「騒乱」を理由に8月15日の「反日デモ」を許可しないよう、東京都公安委員会に求める署名活動をはじめた。


 現実の問題として、表現の自由、思想・信条の自由が、著しく侵害され始めていると言わざるを得ない。このことが、反天皇制運動の課題としても強く主張さ れなければならない。そしてこういう時代状況だから こそ、私たちは、 あたりまえの声をあたりまえに上げていく8・ 15行動に今年も取り組んでいきたいと考える。


 かつての戦争を美化し、戦争の死者を顕彰する靖国神社の歴史認識は、跋扈する歴史修正主義の思想的バックボーンのひとつであり、また、当日天皇出席のも とで九段で開かれる「全国戦没者追悼式」も、戦争の死者のおかげで「戦後の平和」がもたらされたとする儀式である。 それは、死者たちを生み出した国家の責任を解除するばかりでな く、今後も「お国のための死」を尊いものとして受け入れさせていこうというイデオロギーにほかならない。


 今年の春、心臓の手術を行ったアキヒト天皇は、「病後をおして」政府主催の3.11追悼式典に出席して「おことば」を述べ、その後もイギリス訪問や山口 全国植樹祭に出席するなど活発に動いている。それは、アキヒト・ミチコ天皇制の「ラストスパート」をさえ思わせる。この11月には沖縄・糸満で「豊かな海 づくり大会」の開催=天皇の沖縄訪問が計画されているが、アキヒト・ミチコは沖縄にとく に関心 が深いと言われている。かれらの沖縄訪問が、これまでもそうであったように、米軍基地問題をはじめとする日本の沖縄に対する「植民地」的支配の矛盾を糊塗 し、沖縄の人たちを「慰撫」する政治的なパフォーマンスとなることは間違いない。それはまた、「復帰40 年」を機に、沖縄の人たちの新たな「皇民化」=「国民化」を推し進める ことで、この地の人たちの抵抗を押さえつけていく役割を果すだろう。


 確実に近づくアキヒト「Xデー」をも射程に入れつつ、アキヒト天皇制の「総決算」と闘う反天皇制運動を作り出していこう。



主催:排外主義と天皇制を問う8.15反「靖国」行動実行委員会

 http://2012815.blogspot.jp/

呼びかけ団体:アジア連帯講座、沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会、キリスト教事業所連帯合同労働組合、国連・憲法問題研究会、市民の意見 30の会・東京、女性と天皇制研究会、スペース21、立川自衛隊監視テント村、日韓民衆連帯全国ネットワーク、命どぅ宝ネットワーク、反安保実行委員会、 「反改憲」運動通信、反天皇制運動連絡会、「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会、「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会、ピープル ズ・プラン研究所、靖国・天皇制問題情報センター、琉球センター・どぅたっち、連帯社、労働運動活動者評議会、靖国解体企画

賛同団体:争議団連絡会議

20120715

排外主義をうつ!7.28討論集会& 『靖国中毒』上映


 排外主義が市民権を獲得しつつあることへの不安感を、私たちはここ数年実感させられている。その排外主義は、権力の中枢から、「市民社会」と呼ばれる公共の場、市井の人々の間で、さまざまに自己主張している。
  朝鮮学校への暴力的な攻撃、学校や職場で強要される「日の丸・君が代」、自民党などが出した憲法草案の思想、入国管理・外国人登録法の強化と改悪、排除の 論理で肥え太る資本、排外主義と戦争、戦争の歴史認識とその歴史認識を歪める「靖国」、デモ中に出くわす右翼の暴力、反天皇制や反「靖国」を掲げた途端に 表現の自由を奪われる現実、等々。さまざまな現実があるのだ。
 深刻で今日的なこの「排外主義」の問題について、多岐にわたる視点と切り口から議論を重ね、克服可能な課題に転化していくための一歩を踏み出したい。さまざまな領域で活動する実行委呼びかけ団体を中心に、5分間スピーチの形で問題提起し、全体討論につなげていく。
 1部のDVD『靖国中毒』上映と2部の討論集会、併せてご参集ください。そして、ぜひ議論に加わってください。

◆2012年7月28日(土)
◆日本キリスト教会館4F
(地下鉄東西線早稲田駅3b番、2番出口から徒歩5分)

1部 『靖国中毒』上映
15:15開場、15:30~16:30

2部 討論会
17:15開場、17:30~20:00
問題提起:右翼、ネット上での言論、ナショナリズム、憲法改悪、「日の丸・君が代」、思想・信条の自由、表現の自由への侵害等々、できるだけ多くの視点と切り口から、さまざまな領域で活動するグループ・個人による
*1部、2部それぞれ300円(入れ替え制)
主催:排外主義と天皇制を問う8.15反「靖国」行動実行委員会

   

呼びかけ団体:アジア連帯講座、沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会、キリスト教事業所連帯合同労働組合、国連・憲法問 題研究会、市民の意見30の会・東京、女性と天皇制研究会、スペース21、立川自衛隊監視テント村、日韓民衆連帯全国ネットワーク、命どぅ宝ネットワー ク、反安保実行委員会、「反改憲」運動通信、反天皇制運動連絡会、「日の丸・君が代」強制反対の意思表示の会、「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対す る神奈川の会、ピープルズ・プラン研究所、靖国・天皇制問題情報センター、琉球センター・どぅたっち、連帯社、労働運動活動者評議会
賛同団体:争議団連絡会議

20120623

集会&デモ 野宿の仲間は、アルミ缶・古本で生きてるぞ! 三鷹市は、廃品回収禁止条例をつくるな!

集会&デモ
野宿の仲間は、アルミ缶・古本で生きてるぞ!
三鷹市は、廃品回収禁止条例をつくるな!
 6月24日(日)13:30~
 三鷹駅前コミュニティセンター


★6月7日、三鷹市議会に、要望書と賛同を提出しました★

■世界から、669人・50団体が賛同してくださりました


 日本語版だけでなく、英語・スペイン語・ハングル語・フランス語をつくり、国際的な交流がある方々を通じて世界のあちこちに流していただきました。ブログにも各国語版を載せました。


 アジア/南米/ヨーロッパなどから、個人や団体での賛同をいただきました。日本での賛同と合わせて、669人・50団体が賛同してくださりました。ありがとうございました。


 ハングル語版は、夜まわり三鷹のメールを読んだ留学生の方が翻訳してくださったもの。この方は、韓国の仲間にも情報を流してくださりました。それを受け た野宿の仲間を支援している韓国の3団体が300通以上の賛同を集めてくださりました。国際署名と書かれたメールと、余りにたくさんの肉筆の署名に、ただ ただ感謝するばかり。


 ハングル語版の署名用紙は夜まわり三鷹がお願いした文章を要約してくれたものだったので、日本語訳の陳情書を別に作り、署名用紙は資料として添付しました。


 ゴミを集めて再び生かすことで生きている仲間は、世界のどこにでもいます。


 飲み終えたジュースのパック(ゴミ)をフィリピンの子どもたちが集め、縫製してつくったバッグが売られていました。フェアトレードってやつです。ゴミを 集めてリサイクルしたものが製品化されれば、子どもたちの収入になればいいな。このバッグを買う人の中には、そんなことを想像している人がいるに違いあり ません。


 日本でも、差別によって仕事を追われた人たちがゴミで生き延びてきたし、今だって自立して暮らしています。日本以外でゴミを集めてくらしているならいざ知らず、自分の近所でゴミを集めないでほしい。自治体の財産だし、ゴミが散らかるのも困るし?


 リサイクル/リユースで、私たちは世界の仲間とつながっています。物理的にも、社会連帯としても。


 私たちは、世界のあちこちでゴミを集めて暮らす人がいることに鑑み、廃品回収を禁止する法律がつくられることに反対します。

20120617

6・18渋谷区による3か所一斉野宿者排除への抗議行動

 6月11日の渋谷区による3か所(美竹公園、区役所地下駐車場、区役所前公衆トイレ)一斉野宿者排除に抗議の声を!


6月18日(月)
12時 渋谷区役所前情宣行動 区役所時計台集合

13時 渋谷区議会傍聴行動 区役所前時計台集合
17時半 渋谷区抗議行動 区役所前時計台集合


6月11日、早朝6時半、突然、渋谷区立美竹公園で工事が始まりました。美竹公園には、昨年11月の児童会館の耐震工事の口実で完全封鎖され、寝場所を 失った野宿者を含めた十数軒の野宿者の小屋・テントがあり、そこで眠っていた野宿者たちは、工事の音で目覚め、工事を知らされ、その後朝8時前には、公園 は完全封鎖され、警備員に囲まれてしまいました。この突然の工事は、渋谷区による一時避難場所整備工事(工事期間9月28日まで)という名目ですが、そこ に住居を持つ野宿者たちに対して、また、この場所で、毎週土曜日14年間にわたって、野宿者の共同炊事を行っていたのじれんに対して、事前の知らせは全く ありませんでした。現在、公園内の小屋・テントの取り壊しは行われておらず、住民は設置されたゲートから警備員の許可による出入り(顔写真と名前の入った ファイルを区が作成し出入りを監視←明らかに肖像権の侵害・人権侵害)は可能ですが、公園課は彼らに対して1週間をめどに出ていくようにお願いするとのこ とです(また、一時公園全体が完全封鎖されましたが、午後から公園内のトイレは使用可能に戻りました)。

さらに、同日(6月11日)午前中に、毎晩20名から30名の野宿者が寝ている渋谷区役所地下駐車場においても工事名目で、完全封鎖が行われてしまいまし た。これも、美竹公園同様、常時寝場所として使っている野宿者たち、そこで毎週金曜日に、炊出しをやっていた聖公会野宿者支援活動・渋谷、およびのじれん に対して、事前の知らせは全くありませんでした。それどころか、事前の問い合わせに対しては、駐車場を閉鎖する予定はないと渋谷区側は答えていました。こ ちらの方は、11日の夜から多くの野宿者が地下駐車場に入ることができず、寝場所を失ってしまいました(なお、渋谷区役所前のトイレ(「区役所前トイレ診 断士の厠堂」)前も数人の野宿者が寝場所にしていましたが、時を同じく6月11日からの改修工事のため追い出されました)

この同時に行なわれた渋谷区の暴挙は、野宿者の寝場所、居場所、飯の場所を大量に一挙に奪うもので、野宿者の生存を脅かし、人の命を奪いかねないもので決 して許すことはできません。また、この渋谷区の暴挙は、最近の「渋谷ヒカリエ」の開業などで加速してきている渋谷の再開発の流れの中で、渋谷区によって意 図的に行なわれたとしか思えません。人の命を代償とするような再開発は決して許されるものではなく、渋谷区のそのような姿勢に対して、多くの市民の方々に 抗議の声をあげていただければと訴えます。また、今回追い出された野宿者、追い出されつつある野宿者の命を守る取り組みへの支援をよろしくお願いいたしま す。


【抗議先】:渋谷区長
電話:03-3463-1211(渋谷区代表)
03-3463-1290(渋谷区広報課)
ファックス:03-5458-4900
メール:kocho@city.shibuya.tokyo.jp


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【連絡先】渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合(のじれん)
住所:〒150-0011東京都渋谷区東1-27-8-202
【支援カンパ送り先】
郵便振替: 00160-1-33429 「のじれん」

20120616

6月11日の渋谷区による3か所(美竹公園、区役所地下駐車場、区役所前公衆トイレ)一斉野宿者排除に抗議の声を!

   6月11日、早朝6時半、突然、渋谷区立美竹公園で工事が始まりました。美竹公園
  には、昨年11月の児童会館の耐震工事の口実で完全封鎖され、寝場所を失った野宿
  者を含めた十数軒の野宿者の小屋・テントがあり、
そこで眠っていた野宿者たちは、
  工事の音で目覚め、工事を知らされ、その後朝8時前には、
公園は完全封鎖され、警
  備員に囲まれてしまいました。この突然の工事は、
渋谷区による一時避難場所整備工
  事(工事期間9月28日まで)という名目ですが、
そこに住居を持つ野宿者たちに対し
  て、また、この場所で、毎週土曜日14年間にわたって、
野宿者の共同炊事を行って
  いたのじれんに対して、事前の知らせは全くありませんでした。
現在、公園内の小
  屋・テントの取り壊しは行われておらず、
住民は設置されたゲートから警備員の許可
  による出入りは可能ですが、
公園課は彼らに対して1週間をめどに出ていくようにお
  願いするとのことです(また、
一時公園全体が完全封鎖されましたが、午後から公園
  内のトイレは使用可能に戻りました)。
  さらに、同日(6月11日)午前中に、毎晩20名から30名の野宿者が寝ている渋
  谷区役所地下駐車場においても工事名目で、
完全封鎖が行われてしまいました。これ
  も、美竹公園同様、常時寝場所として使っている野宿者たち、
そこで毎週金曜日に、
  炊出しをやっていた聖公会野宿者支援活動・渋谷、
およびのじれんに対して、事前の
  知らせは全くありませんでした。それどころか、
事前の問い合わせに対しては、駐車
  場を閉鎖する予定はないと渋谷区側は答えていました。
こちらの方は、11日の夜か
  ら多くの野宿者が地下駐車場に入ることができず、
寝場所を失ってしまいました(な
  お、渋谷区役所前のトイレ(「区役所前トイレ診断士の厠堂」)
前も数人の野宿者が
  寝場所にしていましたが、
時を同じく6月11日からの改修工事のため追い出されました)   この同時に行なわれた渋谷区の暴挙は、野宿者の寝場所、居場所、飯の場所を大量に
  一挙に奪うもので、野宿者の生存を脅かし、
人の命を奪いかねないもので決して許す
  ことはできません。また、この渋谷区の暴挙は、最近の「
渋谷ヒカリエ」の開業など
  で加速してきている渋谷の再開発の流れの中で、
渋谷区によって意図的に行なわれた
  としか思えません。
人の命を代償とするような再開発は決して許されるものではな
  く、渋谷区のそのような姿勢に対して、
多くの市民の方々に抗議の声をあげていただ
  ければと訴えます。また、今回追い出された野宿者、
追い出されつつある野宿者の命
  を守る取り組みへの支援をよろしくお願いいたします。
  2012年6月12日

  渋谷区野宿者有志
  渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合(のじれん)
  聖公会野宿者支援活動・渋谷

  【抗議先】:渋谷区長
  電話:03-3463-1211(渋谷区代表)
      03-3463-1290(渋谷区広報課)
     03-3463-2879(渋谷区公園課)←
美竹公園での追い出しの件
ファックス:03-5458-4900
メール:kocho@city.shibuya.tokyo.jp


20120612

渋谷区による野宿者排除を許さない!



昨日6月11日早朝6時半ころ渋谷区が大量の警官を引き連れ突然美竹公園と渋谷区役所地下駐車場を完全封鎖し野宿者を排除しました。
午前中に現場に行ったところ数台の警察車両、公安警察、機動隊、民間警備員を大量に公園の周りに配置していました。
宮下公園のナイキ化に続き、やりたい放題の渋谷区へ抗議の声を!
これから梅雨時で雨の日が多くなります。昨日の排除で、40人以上が寝る場所、屋根のある場所を奪われてしまいました。
今後の抗議行動等 参加、支援を!




‐‐‐以下渋谷からの声明です‐‐‐‐


今日6月11日、何の予告もなく法的手続きも踏まず、突然、渋谷美竹公園と渋谷区役所地下駐車場からの野宿者の追い出しが行なわれました(下の方に詳 細)。急な呼びかけですが、これに対する抗議の情宣及び渋谷区議会・都市環境委員会の傍聴行動を明日朝9時から行ないます。是非多くの方々に来ていただ き、抗議の声をあげていただければと思います。


日時:6月12日(火)午前9時集合
場所:渋谷区役所時計台


なお、9時に集合したあと、抗議の情宣や、上述の傍聴行動、さらには今後の打ち合わせ等、午前中はずっと渋谷区役所時計台や渋谷区役所周辺で何らか行動が 行なわれていますので、9時に間に合わない場合でも来ていただければと思います(たぶん午後にもいろいろと場所は変わる可能性がありますが行動は続くと思 います)。




【以下、11日夜時点での現地の状況です】
6月11日、早朝6時半、突然、渋谷区立美竹公園で工事が始まりました。美竹公園には、昨年11月の児童会館の耐震工事の口実で完全封鎖され、寝場所を 失った野宿者を含めた十数軒の野宿者の小屋・テントがあり、そこで眠っていた野宿者たちは、工事の音で目覚め、工事を知らされ、その後朝8時前には、公園 は完全封鎖され、警備員に囲まれてしまいました。この突然の工事は、渋谷区による一時避難場所整備工事(工事期間9月28日まで)という名目ですが、そこ に住居を持つ野宿者たちに対して、また、この場所で、毎週土曜日14年間にわたって、野宿者の共同炊事を行っていたのじれんに対して、事前の知らせは全く ありませんでした。現在、公園内の小屋・テントの取り壊しは行われておらず、住民は設置されたゲートから警備員の許可による出入りは可能ですが、公園課は 彼らに対して1週間をめどに出ていくようにお願いするとのことです(また、一時公園全体が完全封鎖されましたが、午後から公園内のトイレは使用可能に戻り ました)。


さらに、同日(6月11日)午前中に、毎晩20名から30名の野宿者が寝ている渋谷区役所地下駐車場においても工事名目で、完全封鎖が行われてしまいまし た。これも、美竹公園同様、常時寝場所として使っている野宿者たち、そこで毎週金曜日に、炊出しをやっていた聖公会野宿者支援活動・渋谷、およびのじれん に対して、事前の知らせは全くありませんでした。それどころか、事前の問い合わせに対しては、駐車場を閉鎖する予定はないと渋谷区側は答えていました。こ ちらの方は、11日の夜から多くの野宿者が地下駐車場に入ることができず、寝場所を失ってしまいました(なお、渋谷区役所前のトイレ(「区役所前トイレ診 断士の厠堂」)前も数人の野宿者が寝場所にしていましたが、時を同じく6月11日からの改修工事のため追い出されました)


この同時に行なわれた渋谷区の暴挙は、野宿者の寝場所、居場所、飯の場所を大量に一挙に奪うもので、野宿者の生存を脅かし、人の命を奪いかねないもので決 して許すことはできません。また、この渋谷区の暴挙は、最近の「渋谷ヒケリエ」の開業などで加速してきている渋谷の再開発の流れの中で、渋谷区によって意 図的に行なわれたとしか思えません。人の命を代償とするような再開発は決して許されるものではなく、渋谷区のそのような姿勢に対して、多くの市民の方々に 抗議の声をあげていただければと訴えます。また、今回追い出された野宿者、追い出されつつある野宿者の命を守る取り組みへの支援をよろしくお願いいたしま す。




渋谷区野宿者有志
渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合(のじれん)
聖公会野宿者支援活動・渋谷





20120519

「スカイツリー再開発で貧乏人を殺すな!」スカイツリー包囲デモ第2弾


時間: 16時 00分 ~  
場所:花川戸公園5月26日(土)午後4時 

花川戸公園(浅草駅徒歩5分)にて

めしと集会

午後5時 デモ出発 
午後7時 竪川河川敷公園にて『長居青春酔夢歌』上映会 



  スカイツリーの開業が近づいている。5月22日のオープンに向けて、新聞やニュースはおめでたいムードでいっぱいだが、野宿の仲間や貧乏人にとって、い いことは一つもない。もっとも大きいのは、スカイツリーが街の再開発と結びついて、貧者の追い出しを行っていることだ。再開発というのは、コギレイな建物 や箱物を作り、金持ちや観光客を呼び込むこと。

 隅田川の浅草近辺がこの数年でどのように作り替えられていったか、思い出してくれ。10年前は、川のテラスにそって野宿の仲間の小屋が隙間なく建てら れ、そこでゆうに500名を越える仲間が暮らしていたじゃないか。仲間たちの小屋は、2年間3000円のアパート事業をはじめとした様々な施策やそれと セットでの追い出しで、次第に数を減らしていった。そして、小屋を潰した後に、観光の施設(水上バス乗り場の改築、スカイツリー展望台などなど)が作られ た。

 今も、多くの仲間が野宿を余儀なくされている。しかし、ここ数年、役人どもの追い出しは陰湿さをきわめ、小屋を新しく建てるとハエのように寄ってきて嫌 がらせをし、追い出そうとする。ガードマンが雇われ、貧しい者が貧しい者の追い出しをするという、イビツな絵となっている。役人やガードマンは、小屋だけ でなく、ダンボールを囲って寝ている仲間に対しても、追い出しを行い、夜も寝かせようとしない。やつらは「スカイツリーができたら一人もいられないから な」などと言って回っている。隅田川だけでない。ここ10年の間に、山谷や隅田川、上野地域で起こったことを見てきた者ならば、誰もがスカイツリーが追い 出しの象徴であることを感じているはずだ。

 だが、スカイツリーができることにより、巨額の金が動いている。その金をごっそりとフトコロに入れて喜ぶやつらがいる。スカイツリー再開発で儲かる東武 などの大企業や大資本だ。地元の商店などは、スカイツリーに観光客を持っていかれて、むしろ苦しくなると言われている。実際、スカイツリーの足元に新しく できたビルのテナントには、地元の商店はほとんど入っていないらしい。テナント料(家賃)が高すぎるのだ。スカイツリーは貧富の差を拡大させている。

 スカイツリーのにわか景気に踊っているマスコミは、はっきりと金持ちの立場で報道をしている。だが、この10年間、どのように貧乏人・野宿の仲間の追い 出しが行われ、どれほどの仲間が死んでいったかを知っている私たちは、スカイツリーを再開発と貧者の追い出しの中に位置づける。スカイツリーは役人やガー ドマンの追い出し、通行人による野宿者襲撃とセットになって貧者にのしかかってきている。

 舞い上がっているやつらには悪いが、私たちは、このスカイツリーに対し、貧者(野宿者、日雇い労働者、失業者、生活保護受給者)の立場から、はっきりと否(イナ)の言葉を発していこう。5月26日のスカイツリー包囲デモへ結集を!!


 山谷ブログ-野宿者・失業者運動報告-http://san-ya.at.webry.info/